スタッフブログ
2022年夏の団体プログラム リポート〜ホストファミリー対面まで〜
- 2022/10/16
- Hitomi MATSUNO
こんにちは TAKEOFF Gold Coast 日本スタッフHitomiです
10月の満月が綺麗な日にふと、お月様は世界中の何処にいても見れるけど、南半球のオーストラリアでしか見れない南十字星(サザンクロス)の事を思い出しました。今回の団体プログラムに参加して下さった生徒さんの中にも、オーストラリアの星空に魅了され、また綺麗な星空を見にオーストラリアに行きたい!と帰国後にフィードバックを頂き嬉しくなりました。
さて、前回の2022年夏の団体プログラムのリポートの続きを記していこうと思います。
7月23日の出発便は、ゴールドコースト直行便が運行しておらず、成田→ケアンズにて入国、その後国内線に乗り換え、ケアンズ→ゴールドコーストと、いつもよりトータルの移動時間が長めでした。
ケアンズ到着予定は朝の4時35分、実際にはもう少し遅れましたが、機内食の夕飯を食べ終わったら、すぐにでも仮眠を取らないと、あっという間に朝食の時間、そして着陸体制に入ってしまいます。
初めて飛行機に乗る組には、飛行中にお手洗いに行きたいなと思ったら、早めに行くことをいつもお勧めしています。いつ何時、ベルト着用サインが点灯し、トイレに行けなくなるかわかりません。今まで数え切れない程 飛行機に乗りましたが、ベルトサイン着用時に『どうしてもトイレに行きたい。。。』は本当に冷や汗ものです。本当に席を立つことが出来ないからです。
マン万が一に備えて、緊急用の携帯トイレとオムツ大をこっそりバックパックに忍ばせておきましたが(笑) 皆さん、何事もなくケアンズに到着し、密かにホッとしておりました。
機内でC Aさんから配られるオーストラリア入国カードは、必ず全員記入しましょう!
機内に乗り込んで暫くすると配り始めるコチラの黄色いカード
書き方はまたまた別の記事で書きますが、必ず一人一枚貰って記入を済ませておきましょう
自身のパスポート情報、便名(搭乗券に記載あり)オーストラリアでの滞在先(ホストファミリーの住所)などの情報が必要になります。ボールペンも一本は忘れずにバックの中に入れておきましょう。
さてさて、ケアンズでの入国審査はそれ程の時間は要しませんでしたが、ランダムに選ばれて、スーツケースの中身チェックを受けた人は、税関通過までに少し時間を取られましたね。
以前は申告すれば10キロまで持ち込みOKだったお米も、2022年の初めからバイオセキュリティ上の問題で、一切の持ち込みが禁止されています。(持ち込み禁止の食べ物は容赦無くゴミ箱に捨てられます、虚偽の申告をするとペナルティを受けますので要注意)
親子留学組でお米を持参されたい方は、現地のアジアンショップでの購入が必須になります。
皆さん無事に入国が終わり、最終目的地ゴールドコーストまであと少し。
国内線ターミナルに歩いての移動です。初めて吸ったオーストラリアの空気、どんな風に感じたかな?
国内線ターミナルではお店が徐々にオープンし始め、POPなカラーのディスプレイを見ては、”可愛い〜”とはしゃぎながら
日本から豪ドルを持参していた子は豪ドルを使って初めてのショッピング(もちろん英語で!)
オーストラリアで両替をオーダーされていた子は、引率が一旦建て替えさせて頂き、軽食を楽しみました。
出発時間を待つ間、こんな質問をしてみました。
『ゴールドコーストに着いたら、ホストファミリーが待ってるね!ホストマザーの名前は何?』
『え〜知らない!』
『えっ!え〜知らないの〜、じゃあどうやって挨拶するの??』
『。。。。。。』
皆、あんなに自己紹介の練習をしていたのに、肝心なホストマザーやファーザーの名前を覚えていなくて大慌てで資料をカバンから引っ張りだして、名前を確認していました。
ホストファミリーは受け入れを楽しみにしてくれています。私たちも家族の名前は最初から覚えて行きましょうね!ペットの名前もお忘れなく:)
さあ、ゴールドコーストまであと2時間程のフライト!
セントレアを出発してから20時間以上経過していましたが、移動の疲れなど全く見受けられず
これから始まる自分達の冒険がどんなにエキサイティングなものになるのだろうと、何の恐れもなく今を楽しんでいる皆の後ろ姿が、とても頼もしくもありました。
『そうそう、未来を恐れず、今目の前で起きている事を思いっきり楽しめば良い!結果や結末は、全て後からついてくる!でも今を楽しむか、全力で過ごすのかは、全ては自分次第』そんな事を思いながら、機内へとタラップを上がって行きました。
さあ、ようやくゴールドコーストに到着!
国内線出口で待ち受けてくれている弊社スタッフ、ホストファミリーは
これから2週間、4週間を思いっきりチャレンジできる環境を用意して待ち受けてくれています!
空港はコロナ前の活気はありませんが、春休みの団体プログラムで渡豪した時より確実に活気を取り戻していました。
初めましてなのに、初めましてではない様な、とっても熱烈なハグはオーストラリアならではのご挨拶
怯む事なく身を任せましょう!
今回4週間の現地校通学+器械体操のトレーニングに挑戦するSちゃんも、憧れの体操選手のお出迎えに満面の笑み!(団体プランながら、それぞれのプラスワンを叶えるべく、現地でやってみたいこともアレンジさせ頂いております)
弊社代表の犬飼より、ホームステイに関する注意事項のミーティングを受け、ここからは各々がホストファミリーと共にこの週末を過ごし、月曜日の朝に現地の学校でまた再会となります。
温かく家族の一員として受け入れて下さったホストファミリーに、沢山の愛情を注いでもらう2週間〜4週間。オーストラリアに到着して、初めて人と人との温かい繋がりを感じるのが、ホームステイではないでしょうか。
今までとは違う環境に飛び込んだ皆んなは、ここがあなたのお部屋よと、ホストファミリーが用意して下さったベットに横たわった時、寝心地の違うベッドの上で、今まで自分でも気がつかなかった自分に出会い、深く考える時間を持つことになるのかもしれません。
親友は日本でも作れる!けど、『留学』『ホームステイ』で出会う家族や友達は、互いの国を知ろうと歩み寄り、文化、歴史、宗教、価値観など違いを語り合い、『理解し合おうとする仲間』に出会えるという事かもしれません。
もしかしたら苦しいことの方が多いかもしれない、でも日本に留まっているだけでは決して得る事が出来ない存在になると思います。
滞在中に困った時、迷った時、分からないことが起こった時は、ホストファミリーに頼ってみて下さい。英語が話せない?いや、ボディーランゲージという言語があります。必死で伝える事も経験でしょう。
それでも困った時は、現地にいる弊社スタッフに先ずは相談してみて下さい。
そして団体プログラムの最大の魅力である、一緒に頑張っている周りの存在が、皆んなを応援する仲間でもあります。体当たりの経験がもたらす変化の一つ一つが、皆さんを大きく変えてくれるはずでしょう。
成田からゴールドコーストまで引率し、そしてホストファミリーに無事に引き渡しを終え
素敵な夕日がみられた頃、やっとホッと胸を撫で下ろしました。
続く
TAKEOFF Gold Coast
日本在住スタッフ Hitomi