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2021年のオーストラリア留学はどうなる?

  • 2021/01/11
  • Tomoko INUKAI

こんにちは。TAKEOFF Gold Coastの犬飼です。
ご挨拶が遅れましたが、新年明けましておめでとうございます。2021年元旦、私たちは、4時半に起床して初日の出を見に行ってきました。

雲が多く、小雨の中でしたので水平線上の日の出は拝むことができませんでしたが、雲の切れ間から見えた太陽は力強さを感じてよかったです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

早速ですが、2021年の留学についてのお問い合わせも多く頂戴しておりますので、本日は、現時点での見通しについてご案内したいと思います。

そもそも留学には大きく2種類ある

留学と一言で言っても、入国に必須であるビザという視点では大きく2つに分かれます。

まず、観光ビザ(ETAS)で滞在可能である12週間以下の「短期留学」。通学先は、語学学校や現地校だけに限定されず、趣味やスポーツに関連するものなど、どのような留学でも実現可能です。観光ビザは申請から通常24時間以内で認可されますので、通学先や滞在先の確保さえできれば、ビザに関する準備期間も心配はありません。

一方で、学生ビザとは、13週間以上の留学をする際に申請しなければならないビザであり、この学生ビザを申請するには、通学先からの入学許可書、学費の事前支払い、学生保険の加入など多くの条件と申請準備を伴い、少なくとも3か月前から通常は1年~半年ほど前から準備を進める必要があります。

また、学生ビザを申請できる通学先は「政府の認可を受けている学校等」に限られるため、例えば、ゴルフの練習のために半年間滞在したいと願っても、オーストラリアのゴルフ練習場への通学だけではこの学生ビザが認可されません。原則として、語学学校、現地校、専門学校などに正式に通学を申し込む必要が出てきます。

※そのうえで、毎日夕方にゴルフレッスンに励むなどは可能です。

短期留学(観光ビザ)は引き続き厳しい見通し

先述した観光ビザ(ETAS)で滞在可能である12週間以下の「短期留学」については、2021年も引き続き実現の可能性は厳しいと見込んでいます。

観光ビザには、厳密には観光客や留学生などの区別がないため、たとえ留学が目的であっても、一律に不特定多数の観光客を入国させる=国境再開までは引き続きオーストラリアへの入国はできません。

現在のオーストラリア政府は、自国民と永住権保持者の入国しか認めておりませんが、今後はまず、段階的にビジネス関係者や学生ビザ(13週間以上の留学生)所持者を優先的に入国させると表明しております。それでさえ、当初の予定時期よりもずいぶんとずれ込み、現在もなお、見通しが立っておりません。

観光ビザでの入国が認められる日はさらに先になることが予測されるため、2021年中に実現できるかどうか非常に厳しいと考えておりますが、唯一可能性を早めることがあるならば、ワクチンの開発状況です。

オーストラリアのカンタス航空は、本年7月以降に国際線を再開する際、ワクチン接種を搭乗の条件とすると発表しました。もちろん、ビジネス関係者や学生ビザ所持者が優先であることは変わりませんが、ワクチン接種の状況によって、観光ビザでの日豪間の往来が自由になる可能性もゼロではありません。

ワクチン接種には様々な意見が出ておりますが、一つの目安としてこのワクチンに関する状況は注視する必要があると思います。

長期留学(学生ビザ)の受け入れはすでに実験的に開始

学生ビザが必要である長期留学(13週間以上)に関して、オーストラリア政府は、可能な限り早くかつ優先的な入国を検討したいとしています。実際に、日本を含む特定の数か国からの留学生は、すでに11月から実験的にオーストラリアへ入国しています。

しかし、この実験対象は18歳以上の大学生であり、現状では、入国に際し、自費(約3000ドル)の14日間強制隔離があることや、その間の保護監督者をどうするかという観点から、18歳以下の中・高校生などの単身留学生の受け入れに関しては、引き続き国や各州で調整がなされています。

また、保護者同伴の親子留学であっても、小さなお子様と自費で6000ドル(2名の場合)を支払って、14日強制隔離が必要となると、現実問題としてハードルが高い状況が続くと思います。

とはいえ、学生ビザ所持者は、観光ビザでの入国となる短期留学生よりもはるかに優先的な立場にいることは間違いありません。また、その中でも日本を含む特定の数か国は、「優先的に往来を再開する国」であり、日本人の留学生は、優先的な入国になる見込みです。

ワクチン接種の必要性など条件は出てくる可能性が高いものの、ビジネス関係者の往来ととに、2021年度中ごろまでには動きがあるのではないかと報じられています。

この学生ビザに関しては、今日明日で準備ができるものではありません。具体的な時期が未定ではあるものの、2021年度中のスタートを目指して、すでに多くの留学希望者が今現在、学生ビザの準備を進めていますし、実際に、オーストラリア移民局も学生ビザの認可を出しています。

Tomoko INUKAI
2021年1月11日

オーストラリアが外国人の入国禁止を決定した日

  • 2020/12/30
  • Tomoko INUKAI
  • コロナ禍のエピソード

皆さま、こんにちは。TAKEOFF Gold Coastの犬飼です。

2020年も残り1 日となりました。世界中どこにいても、例年とは違う年末年始を過ごされていると思います。私自身も、こうして留学に携わる仕事をしている以上、非常にタフな1年となりました。

新しい留学生をこのオーストラリアへ迎えられない一方で、こうしてブログの開設やホームページの修正など日ごろ先延ばしにしていた作業を進めることができました。また、様々なことを考える時間や家族で過ごす機会も増えたという点では悪いことばかりではありませんでした。

2016年の移住後、日豪間を当たり前のように「自由に」行き来していた私自身でしたが、今年のコロナ禍でどのような状況に直面したかなど、少しずつここでまとめておきたいと思います。

2020年3月19日の衝撃的なニュース

まだコロナに対する危機感がそこまで高まっていなかった今年の3月19日午後、突如オーストラリア政府は国内の感染拡大を防止するため、翌3月20日午後9時以降の外国人入国禁止を決定しました。この日から、今(2020年12月30日現在)もなお、国境は閉ざされたままです。

私はその日、日本へ出張中で名古屋駅でお客様と面談をしていました。オーストラリアでこのニュースを知ったスタッフからの連絡で状況を把握しましたが、翌日午後9時から入国できなくなるという点で相当焦りました。日豪直行便フライトスケジュールは、そのほとんどが日本を夜発ちオーストラリアへ朝到着するため、19日のうちに日本を発たなければ、翌20日の午後9時までにオーストラリアへ入国することはほぼ不可能だからです。

(本来持っていた私のオーストラリア行きチケットは、3月23日発でした)

その時点ですでに19日の午後3時ごろ。慌ててホテルの荷物をまとめて東京行の新幹線に飛び乗り、とりあえず羽田か成田を目指しました。新幹線の車内でその夜9時の成田発ゴールドコースト行きのジェットスター航空のチケットを購入し、本来予定されていた面談や関係各所へキャンセルの連絡を済ませるなど冷静に行動できた一方で、「家族の住むゴールドコーストへ戻れるのか?」「オーストラリアで何が起きているのか」と不安でたまらず、胸がどきどきしたことを覚えています。

なぜここまで驚いたかというと、オーストラリア政府はそのわずか数日前に、海外からオーストラリア入国後の14日間自主隔離を義務付けるという政策を発表したばかりでした。つまり、この方針を軸として、感染拡大に留意しながらも当面は海外からの入国に関しても様子を見るだろうと思っていたからです。まさかこんなに早いタイミングで事実上の国境閉鎖が決断されることになるとは夢にも思っていませんでした。

幸い、私はその日の午後6時30分ごろに成田に到着し、午後7時のジェットスターのチェックインに間に合いました。10カ月近く経過した今振り返っても、この日の夕方の自分は、奇跡的な動きができたと思っています。何より、現地スタッフからの第一報がなければ、もしくはその連絡があと1時間遅かったら、オーストラリアの永住権を持たない私は今も、家族と離れて日本にいた可能性があります。

2020年12月30日現在も国民と永住権保持者を除く外国人のオーストラリアへの入国は禁止されたままですが、ビジネス関係者や個別に考慮する事情のある外国人(私のように生活の拠点がオーストラリアである場合など)は、徐々に特例として入ってきているという事実もあります。

移民大国であるオーストラリアは世界中に家族や友人を持つ人が多く、このニュースは相当の衝撃をもって駆け巡りました

当日機内で書かされた自主隔離に関する書類

3月19日成田発ゴールドコースト行きのジェットスター機内で書かされた自主隔離に関する書類

子どもたちの学校も閉鎖へ

3月20日の朝にゴールドコーストにある自宅へ戻ってからは、政府の要請に従って14日間の自主隔離となりました。当時は、まだ自宅での隔離が認められていたため、庭に出れば新鮮な空気も据えましたし、それほどの苦痛はありませんでした。

(現在は、オーストラリアへの入国者すべてに14日間政府指定施設での強制隔離が義務付けられています。空港到着時にそのまま連行されていく状況ですので、逃れようがありません。私の友人も何人かこの隔離を経験していますが、いずれも個室から一歩も出られず、窓も開けられない14日間を過ごしています)

そんな中、とうとう子どもたちの通う学校も正式に対面授業が中止されることとなりました。文字通り、家族でステイホームです。子どもたちの学校のオンライン化については別で詳しく記載したいと思いますが、こうしてこの3月下旬から様々なことが一変していきました。

Tomoko INUKAI
2020年12月30日

TAKEOFF Gold Coast代表の犬飼知子です

  • 2020/12/21
  • Tomoko INUKAI
  • お知らせ

皆さま、こんにちは。TAKEOFF Gold Coast代表の犬飼知子です。

ゴールドコーストを拠点に、日豪を行き来しながら留学や家族移住に関するアドバイスや手続きの代行を行っております。
Instagramでは、オーストラリア生活の様子や留学に関する情報をほぼ毎日アップしておりますが、今後、もう少し深く留学に関する情報やオーストラリア暮らしについて、皆様へ発信できるようこの度ブログを開設いたしました。

留学や家族移住を検討中の皆さまや、将来の選択肢の一つとしてオーストラリアについて情報収集されている方のお役に立てば幸いです。

また、昨今、日本の医師から非常にお問い合わせの多いオーストラリアの医師免許への書き換えについても少しずつですがこの場でアップできればと思っております。

別途、TAKEOFF Gold Coastのスタッフブログも開設しております。全員が子育て中の母親であり、何らかの形で日豪でバイリンガル教育に関わっているスタッフばかりです。そちらもぜひご覧ください。

Tomoko INUKAI
2020年12月21日