皆さまこんにちは。TAKEOFF Gold Coastの犬飼です。

2024年度新学年が始まったオーストラリア。そして、いよいよ2024年度の夏休みプログラムの募集が始まりました。

さて、この現地校短期留学プログラムの参加者を募集すると、一番多い質問は

「どのくらいの英語力が必要ですか」
「うちの子がプログラムに参加したいのですが、英語がほとんどできません。それでも大丈夫でしょうか」

という内容です。

英語圏に飛び込むのですから、英語ができるに越したことはありません。英語力があればこそ、バディさんやホストファミリーとの時間もより濃く有意義なものになるでしょう。

しかし、私たちの現地校短期留学プログラムでは、小学生から高校生までの参加条件の中に原則として「英語力」は問いません。

自身の意思で留学に興味を持ち、新たな世界でチャレンジしたいという参加意欲のある生徒を募集しています。

現地校短期留学をご検討中の方へ

これからお子さまの短期留学への参加を考える上で、保護者の皆さまに大切にして欲しいことは下記の2つです。

・自らの意志で参加を望んでいるかどうか(親が誘導して本人がそう望むパターンもOK!)

・未知の世界や日本とは違う生活に飛び込んでいくチャレンジ精神や少しの勇気があるか?

このことを逆に言うと、インターナショナルスクール育ちなどで、英語が万能な子どもでも、下記のようなパターンではうまくいきません。

・親が無理やり勧めて参加させる(本人はしぶしぶ行く)

・自分が飛び込む場所がどんな世界か(日本とは違うルールや文化)本人が理解していないまま出発する

お子さまの笑顔が留学成功のカギ

ものすごく抽象的な表現になりますが、「ワクワクしてオーストラリアへ来る子ども」は、現地校の短期留学を実のあるものにできる可能性がとっても高いです。

現地校でのバディさんとの時間や、ホストファミリーとの時間に、積極的に何かを吸収しようとする参加者は見ていてすぐにわかりますし、そういった場では、お子さまの英語力ではなく人間力(コミュニケーション能力や挑戦する気持ちの有無)が生かされます。

慣れない英語を何とか理解しようとするその気持ち、ジェスチャーやグーグル翻訳を使ってもいいからなんとかコミュニケーションを取ろうとするその挑戦、そして一番のコミュニケーションツールである笑顔で、常に感謝を伝えられる態度などです。

一方で、「食事が合わない」「お風呂で泣いちゃった」「寝る時こっそり泣いたよ」「ホストファミリーが何を言ってるかわからなくてとりあえず笑顔でYes!って言ったら何とかなった」など、実際には何もかもスムーズにいかないことばかりなのも、また現実です。

ですが、それこそが、短期留学での最大の醍醐味であり、オンラインでは得られない”実体験”で、かけがえのない思い出になるのです。

こうした苦労も含めての経験が、「英語がもっと話せたらなあ」という漠然とした目標や英語学習への意欲に繋がれば、勇気を出して送り出した親にとっては最大の収穫となります。

ネイティブのクラスメイトと同じ空間で過ごせる現地校短期留学には、英語力向上のチャンスよりも、英語学習の意欲を高める効果が計り知れないほど散りばめられているのです。

バディさんとの交流が最初のコミュニケーション!わずか2週間でもどんどん絆は深まります。今はSNSを交換して長くつながることが出来る時代。それも大切な財産になります。

日本人で行く団体プログラムの最大のメリット!日本人が多いからNOという考えはまるで違い、同じ目的や志を持つ全国の同世代の仲間と出会えることも、このプログラムの大きな収穫になります。

時には、日系のルーツを持つ現地の生徒と交流ができます。育った環境が異なり、会話は英語でも、お互いに共有でき、惹かれる”何か”があるものです。日本を飛び出して出会う日系人の存在はとても素敵です。

オーストラリアの文化を学ぶだけではなく、日本のことをオーストラリアに紹介し、広めましょう。一方通行ではなく、双方向に交流することが本当の留学です。あなたは何を伝えたいですか?

TAKEOFF Gold Coast代表
Tomoko INUKAI

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