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オーストラリアの小学校 卒業式

  • 2022/01/31
  • Tomoko INUKAI
  • ゴールドコーストの学校生活,留学プログラムに関して,長期留学生の様子,長期親子留学

2022年度新学期はオンライン授業でスタート!

皆さま、こんにちは。TAKEOFF Gold Coastの犬飼です。

今週はいよいよオーストラリアの長い長い夏休み(公立6週間・私立8週間)が終わり、新年度が始まるところ…でしたが、オミクロン株の感染者がまさに今ピークのクイーンズランド州では、新学期開始が2週間遅れることが決定されています。

学校や学年によってはすでにオンライン授業がスタートしていますが、2月7日の対面授業再開まで夏休みが延長されているところもあります。つまり、10週間の夏休み!(涙)

そのような事情で、まだまだ我が家も落ち着いていませんが、今日は、オーストラリアの小学校卒業式についてご紹介したいと思います。ここでは、主に私立の小学校の場合です。

小学校の卒業式の呼び名は”Year6 Formal”

卒業式=正装(制服ではないドレスアップ)ということで、こちらでは、卒業式のことをFormalと呼ぶことが多いです。中学から高校への境目はオーストラリアでは特に節目とはとらえられず、卒業式などが行われないため、Formalと言えば、Year6かYear12の卒業式を指すことが一般的です。

公立の小学校や一部の私立では、Year6の卒業式で正装せず、制服で卒業証書を受け取るだけという場合もあり、その場合は”Primary Celebration”などと表記されますので、一般的には、Formalと聞くと、Year12の卒業式を指すことがほとんどです。

わが家の場合は、娘も息子も学校は違いますがどちらも正装で食事会などもありましたので、Year6 Formalと呼んでいます。

卒業式は学年最終日の1~2週間前に実施

日本では、卒業式といえば、通学最後の日に行われることがほとんどで、卒業式当日は、先生やクラスメイトと盛大にお別れをして余韻に浸るパターンが通常です。

ですが、こちらでは、「まもなく学年が終わるころ」に卒業式が行われます。

ですので、大々的なセレモニー翌日に、また普通の顔をして登校し、引き続き通常授業を受けます。

本当の登校最後の日(小学校生活最後の日)は、ホームルーム等でお別れの時間はあるものの、送迎などもいつも通りで、比較的いつも通りのテンションで帰ってきます(笑)。

各学年の終業式も同様に、そろそろ学年が終わるころ(2~3週間前)に先に行われるため、どの学年も、最終日は最終日らしくなく、普通に終わります。

私学の場合は、ほとんどの学校が一貫校のため卒業後も同じメンバーで進学することが多い

学校の講堂で、卒業証書授与とダンスパーティ!

卒業式は夜に行われ、このようにディナーが提供されます

会場のテーブルセッティングも本格的でした

ボーイズも、それぞれの個性が出ている晴れ姿。

この学校では、外の広間でダンスパーティ。両親が見守っています。

ディナー会場に向かう通路にはレッドカーペットと装飾。ここを通ってディナーへ行きます。

卒業式の最後に買わされる写真の数々!つい手に取ってしまいますが1枚15ドルほど。

中学2年生の終業式の様子。学年ごとに両親を招いて行われ、表彰や合唱などが披露されます。

各学年の終業式では、その年の成績優秀者、スポーツ、芸術、人格の優れた生徒が表彰されます。

男女での社交ダンスや食事会が定番

小学生の卒業式に関しては、学校によって内容にかなりの差がありますが、長女の学校や長男の学校では、平日の夜に、正装を学校へ行き、両親らの見守る前で学年皆で男女社交ダンスを披露したり、フルコースのディナーを頂きました。

長女の時は、父兄もみんなでの食事会でしたが、長男の場合(2021年度)は、コロナ禍ということもあり、子どもたちと先生のみでの食事会で、ダンスを見た後、両親は会場から退出させられました。

一昨年前(2020年度)は、コロナ禍の厳しい規制の下、ダンスも食事もできない簡素な卒業セレモニーとなったそうです。

ところで、まもなく募集開始の夏休み短期留学プログラムなど、現地校の短期留学に参加をすると、最終日に、写真のように校長先生から一人ひとりに、修了証書が授与されます。

この修了証書授与式では、留学生代表がスピーチをしたり、バディ(お世話係)からお別れの挨拶があったり、日豪どちらの生徒も涙ながらに参加しています。

Tomoko INUKAI
TAKEOFF Gold Coast 代表

TAKEOFF Gold Coastでは現在、学生ビザでの入国となる長期留学生(13週間以上)と、観光ビザでの入国となる短期(12週間以下)留学生を募集しております。

2022年春休み、ゴールデンウイーク、夏休みの短期留学をご希望の場合は、ぜひ無料の個別カウンセリングをお申し込みください。

オーストラリア 長期留学生のためのHSP・PSPコースとは?

  • 2022/01/20
  • Tomoko INUKAI
  • オーストラリアの習い事,ゴールドコーストの学校生活,留学プログラムに関して,長期留学生の様子,長期親子留学

2年ぶりにオーストラリアの国境が再開!

皆さん、こんにちは。犬飼です。

やっとやっとQLD州も、1月22日から、海外から到着時の14日間隔離なしで日豪間の行き来ができるようになりました。

学生やワーホリなどの長期滞在者はもちろん、ワクチン接種完了者で、かつ日本人(日本のパスポート所持者)であれば、観光ビザでの出入国も可能です。このニュースが出てから、さっそく短期留学のお問い合わせをたくさん頂戴するようになり嬉しい悲鳴です。

※ブログをアップしている今日現在、日本では、海外から帰国した際の隔離がございますので、日本側のルールにはご注意ください。

海外帰国者の隔離等に関する厚労省の該当ページ

PSP・HSPってなに?

さて、今日は、小学生から高校生までのお子さまで、オーストラリアへの長期留学をご検討の方にとって重要な、PSP・HSPコースについてご紹介したいと思います。

まず、PSP・HSPとは、それぞれ、Primary School Preparation CourseとHigh School Preparation Couseのことを指し、文字通り小学校入学準備・中学高校入学準備コースのことです。※オーストラリアでは、Year7 (中学1年生)からHigh schoolと呼びます。

海外からくる長期留学生(非英語圏の子どもたち)が、年齢相応の学年でいきなり英語で授業を受け、理解するには、相当の英語力が必要です。そのため、現地校に通学を開始する前に、語学学校などの民間施設で、政府指定のカリキュラムを受講し、「実際の現地校の授業に入るための準備」をするのがこれらのPSP・HSPコースです。

通学先はいろいろありますが、このコースの内容については、政府で定められているためカリキュラムには大差はありません。

語学学校の英語コースとの違い

語学学校のジュニアクラス/英語コースは「英語」を学びますが、このPSP・HSPでは「オーストラリアの現地校に入るための準備」をします。

英語そのものはもちろん、数学、音楽、美術、体育なども時間割に組み込まれているのが特徴です。

HSPコースの仲間と。日本を含む非英語圏(中国・韓国・マレーシアなど)の生徒が中心です。

PSPコースの時間割例。実際の現地校に近い時間割になっています。※クリックで拡大します。

英語や数学は、クラスの中でもさらにレベル別に教材や指導内容が分けられています。

英語で実験!のPSP授業の様子。
このような実験も指示や教材はすべて英語です。

非英語圏の生徒たちが、学年や英語力に応じて授業を受講します。

オーストラリアでは小学校低学年のうちからデバイスを使った授業が盛んです。英語でデバイス(アイパッドやノートパソコンなど)を使う練習も行います。

PSP・HSPへ通学する期間や、通学の必要性について

PSPコースには6歳から通学することができますが、「長期留学生が必ず行かなければならない」わけではありません。

低学年であればあるほど、本人の英語力に関わらずPSPを経由せずにいきなり現地校へ通学開始することが多く、これまでの私どもの経験では、概ね小学4年生以上での長期留学生の場合には、現地校側(公立・私立)から「あなたは10週間ほどPSPに通学してからこちら(現地校)へ通学を開始してください」などと、指示されることが多いです。

これには、決められた基準があるわけではありませんので、通学先の校長先生の判断や前例などに基づいて決まります。

もちろん、年齢にかかわらずすでにそれなりの(授業を聞いて理解できる程度)英語力があれば、これらのコースを経由する必要はありませんし、中学・高校生の交換留学生や期間限定(半年~1年など)留学の場合はHSPなしで現地校へ行ける場合もございます。

すべて個々の状況や背景により判断されますし、一方で、自ら進んでこれらのコースを事前に受講することもできます。

留学(現地校通学)開始後にも通えます!

一般的な流れは、上述したようにPSP・HSPコースを経て現地校への通学を開始するパターンとなりますが、現地校への通学を始めたものの、オーストラリアの現地生と対等に授業をこなすにはまだまだ英語力が足りないと感じられることは多いと思います。

そのような場合には、現地校のホリデー中にこのPSP・HSPコースに塾代わりに通学することも可能です。

留学の期間・お子さまの特性、年齢や英語力によって、これらのプランは何が最適であるかその都度検討する必要があります。

気になる点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

Tomoko INUKAI
TAKEOFF Gold Coast 代表

TAKEOFF Gold Coastでは現在、学生ビザでの入国となる長期留学生(13週間以上)と観光ビザでの入国となる短期留学生(12週間以下)のご相談・募集を行っております。

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