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オーストラリア 長期留学生のためのHSP・PSPコースとは?

  • 2022/01/20
  • Tomoko INUKAI
  • オーストラリアの習い事,ゴールドコーストの学校生活,留学プログラムに関して,長期留学生の様子,長期親子留学

2年ぶりにオーストラリアの国境が再開!

皆さん、こんにちは。犬飼です。

やっとやっとQLD州も、1月22日から、海外から到着時の14日間隔離なしで日豪間の行き来ができるようになりました。

学生やワーホリなどの長期滞在者はもちろん、ワクチン接種完了者で、かつ日本人(日本のパスポート所持者)であれば、観光ビザでの出入国も可能です。このニュースが出てから、さっそく短期留学のお問い合わせをたくさん頂戴するようになり嬉しい悲鳴です。

※ブログをアップしている今日現在、日本では、海外から帰国した際の隔離がございますので、日本側のルールにはご注意ください。

海外帰国者の隔離等に関する厚労省の該当ページ

PSP・HSPってなに?

さて、今日は、小学生から高校生までのお子さまで、オーストラリアへの長期留学をご検討の方にとって重要な、PSP・HSPコースについてご紹介したいと思います。

まず、PSP・HSPとは、それぞれ、Primary School Preparation CourseとHigh School Preparation Couseのことを指し、文字通り小学校入学準備・中学高校入学準備コースのことです。※オーストラリアでは、Year7 (中学1年生)からHigh schoolと呼びます。

海外からくる長期留学生(非英語圏の子どもたち)が、年齢相応の学年でいきなり英語で授業を受け、理解するには、相当の英語力が必要です。そのため、現地校に通学を開始する前に、語学学校などの民間施設で、政府指定のカリキュラムを受講し、「実際の現地校の授業に入るための準備」をするのがこれらのPSP・HSPコースです。

通学先はいろいろありますが、このコースの内容については、政府で定められているためカリキュラムには大差はありません。

語学学校の英語コースとの違い

語学学校のジュニアクラス/英語コースは「英語」を学びますが、このPSP・HSPでは「オーストラリアの現地校に入るための準備」をします。

英語そのものはもちろん、数学、音楽、美術、体育なども時間割に組み込まれているのが特徴です。

HSPコースの仲間と。日本を含む非英語圏(中国・韓国・マレーシアなど)の生徒が中心です。

PSPコースの時間割例。実際の現地校に近い時間割になっています。※クリックで拡大します。

英語や数学は、クラスの中でもさらにレベル別に教材や指導内容が分けられています。

英語で実験!のPSP授業の様子。
このような実験も指示や教材はすべて英語です。

非英語圏の生徒たちが、学年や英語力に応じて授業を受講します。

オーストラリアでは小学校低学年のうちからデバイスを使った授業が盛んです。英語でデバイス(アイパッドやノートパソコンなど)を使う練習も行います。

PSP・HSPへ通学する期間や、通学の必要性について

PSPコースには6歳から通学することができますが、「長期留学生が必ず行かなければならない」わけではありません。

低学年であればあるほど、本人の英語力に関わらずPSPを経由せずにいきなり現地校へ通学開始することが多く、これまでの私どもの経験では、概ね小学4年生以上での長期留学生の場合には、現地校側(公立・私立)から「あなたは10週間ほどPSPに通学してからこちら(現地校)へ通学を開始してください」などと、指示されることが多いです。

これには、決められた基準があるわけではありませんので、通学先の校長先生の判断や前例などに基づいて決まります。

もちろん、年齢にかかわらずすでにそれなりの(授業を聞いて理解できる程度)英語力があれば、これらのコースを経由する必要はありませんし、中学・高校生の交換留学生や期間限定(半年~1年など)留学の場合はHSPなしで現地校へ行ける場合もございます。

すべて個々の状況や背景により判断されますし、一方で、自ら進んでこれらのコースを事前に受講することもできます。

留学(現地校通学)開始後にも通えます!

一般的な流れは、上述したようにPSP・HSPコースを経て現地校への通学を開始するパターンとなりますが、現地校への通学を始めたものの、オーストラリアの現地生と対等に授業をこなすにはまだまだ英語力が足りないと感じられることは多いと思います。

そのような場合には、現地校のホリデー中にこのPSP・HSPコースに塾代わりに通学することも可能です。

留学の期間・お子さまの特性、年齢や英語力によって、これらのプランは何が最適であるかその都度検討する必要があります。

気になる点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

Tomoko INUKAI
TAKEOFF Gold Coast 代表

TAKEOFF Gold Coastでは現在、学生ビザでの入国となる長期留学生(13週間以上)と観光ビザでの入国となる短期留学生(12週間以下)のご相談・募集を行っております。

2022年春休み短期留学・2022年夏休み短期留学など、ゴールドコースト・ブリスベンに関する留学相談は無料です。ご興味のある方はいつでもお気軽にお問い合わせください。

ライフセーバーのジュニアトレーニング・ニッパーズ

  • 2021/02/12
  • Tomoko INUKAI
  • オーストラリアの習い事,ゴールドコーストの暮らし

皆さん、こんにちは。

2月も半ばに入りましたが、まだまだ夏真っ盛りのゴールドコーストから、今日はオーストラリアならではの習い事としてニッパーズについてご紹介します。

オーストラリアでも、日本と同じように子どもたちの様々な習い事がありますが、お国柄や土地柄からかスポーツ系(屋外系)の習い事が盛んです。基本的に日本の小中学生が放課後に通うような、塾という塾はありません。

先日も、スタッフHitomiがサッカーの習い事事情について詳しくブログに書いています(詳しくはスタッフブログをご覧ください)。

 

ニッパーズって何?

今回ご紹介するこのニッパーズという言葉はあまり聞きなれないと思いますが、簡単に説明するとライフセービングのトレーニングを行う6歳から13歳までの子どもたちのことで、海の危険について学び、次に海での自分自身の守り方を知り、砂浜での体力トレーニング、そして最終的には海で人を助ける術までを年齢ごとに段階的に進んでいきます。

13歳のトレーニングを終えた後は、海の知識に加えて救命措置や体力試験をクリアし、試験に合格すると、実際にビーチでパトロールを行うことができます。これらの資格試験は、さらに年齢や知識、経験の段階的にレベルがあり、突き詰めていくと最後にはプロのライフセーバーとして働くことも可能です。

実際には、そこまで目指している人たちよりも、水辺の多いゴールドコーストで暮らす以上、最低限の知識と体力をつけさせるべく習わせている家庭が多い印象です。

ニッパーズの様子

ニッパーズのシーズンなど

シーズンは、毎年9月から翌3月までの半年間で、所属クラブにもよりますが、基本的には毎週日曜日の早朝に2時間程度トレーニングが行われています。

親はボランティアとして一緒に海に入ったり、トレーニング後のバーベキューを手伝ったり、一緒にその地域(ビーチエリア)の活動に参加する機会が多くなります。

さて、息子は今年で3年目のニッパーズ。ゴールドコーストの強い波にも恐れることなく、たくましく遠泳やボディボードのレッスンをこなしています。蛍光ピンクのラッシュガードに特徴的な白と黒の帽子、そして日焼けした顔を見るたびに、「ゴールドコーストらしいよい習い事の機会だなあ」と思っています。

残念ながらこのニッパーズに関しては、シーズンを通しての申し込みとなるため、留学生などの短期滞在者が単体(1回ごと)での参加ができないのですが、シーズン中であれば毎週日曜日の朝、ゴールドコーストのビーチに出ればその様子を眺めることができます。

興味のある方は、ぜひ、私たちにお尋ねください。

 

Tomoko INUKAI
TAKEOFF Gold Coast代表

TAKEOFF Gold Coastでは現在、学生ビザでの入国となる長期留学生(13週間以上)のみ新規お申し込みを受け付けています。観光ビザでの入国となる短期(12週間以下)の留学希望者に関しましてはオーストラリアの国境再開決定後に募集を再開いたします。

ゴールドコースト・ブリスベンに関する各種留学相談は無料です。ご興味のある方はいつでもお気軽にお問い合わせください。