皆さん、こんにちは。
2月も半ばに入りましたが、まだまだ夏真っ盛りのゴールドコーストから、今日はオーストラリアならではの習い事としてニッパーズについてご紹介します。
オーストラリアでも、日本と同じように子どもたちの様々な習い事がありますが、お国柄や土地柄からかスポーツ系(屋外系)の習い事が盛んです。基本的に日本の小中学生が放課後に通うような、塾という塾はありません。
先日も、スタッフHitomiがサッカーの習い事事情について詳しくブログに書いています(詳しくはスタッフブログをご覧ください)。
ニッパーズって何?
今回ご紹介するこのニッパーズという言葉はあまり聞きなれないと思いますが、簡単に説明するとライフセービングのトレーニングを行う6歳から13歳までの子どもたちのことで、海の危険について学び、次に海での自分自身の守り方を知り、砂浜での体力トレーニング、そして最終的には海で人を助ける術までを年齢ごとに段階的に進んでいきます。
13歳のトレーニングを終えた後は、海の知識に加えて救命措置や体力試験をクリアし、試験に合格すると、実際にビーチでパトロールを行うことができます。これらの資格試験は、さらに年齢や知識、経験の段階的にレベルがあり、突き詰めていくと最後にはプロのライフセーバーとして働くことも可能です。
実際には、そこまで目指している人たちよりも、水辺の多いゴールドコーストで暮らす以上、最低限の知識と体力をつけさせるべく習わせている家庭が多い印象です。