こんにちは。テイクオフゴールドコーストのフィッツナーです。
毎年8月にクウィーンズランド州の小・中・高校生のスピーチコンテストがあり、
ゴールドコーストはグリフィス大学のキャンパスにて行われます。
スピーチコンテストは、日本語の他にドイツ語、スペイン語、中国語、イタリア語、ロシア語、フランス語があります。
日本語部門で州で選考された生徒は、10月にシドニーで行われる全国大会に出場、1位の生徒には日本の往復航空券と7日間JRパスが贈られるそうです。
ゴールドコーストの学校の第二言語学習は、日本語・スペイン語・中国語・フランス語などがあり、
外国語に興味のある子供達は先生の推薦も手伝い、スピーチコンテストに出場するために毎日沢山練習をしています。
スピーチコンテストに出場しなくても、同じ内容を授業のテストとしてクラスの生徒の前で話すという事も学校によってはあるようです。
私の娘はコンテストには出ませんでしたが、小学生の頃、テストのためにスピーチの練習を家でしていました。
以前からスピーチコンテストの審査員のボランティアがある事は知っていても参加した事は無く、
今回、ご縁があって初めてスピーチコンテストの審査員のボランティアに参加してきました。
審査員をされた方たちは何等かの教育機関に携わっている方が多いような感じがします。
日本で育った・親が日本人であるなど日本がバックグラウンドにある生徒と無い生徒の2つのカテゴリーで、
小学生、中学生、高校生と各学年に分かれ、審査員2人の前でスピーチをします。
日本のバックグラウンドがある生徒には
・話すテーマは一部だけ設定あり(例:私の好きな〇〇)
・時間制限あり
・審査員はスピーチの後に生徒の話した内容から質問をする
という条件があり、生徒も審査員も緊張します。
私は今回、日本のバックグランドの無い高校生の生徒だったので、
時間制限も無く、決まった内容(部分的に自分の事が入る)、質問もスピーチした文章の中から決まった質問を2つ聞くという審査でした。
内容を全て暗記をして、用紙を見る事は出来ない、
最初と最後におじぎ(礼)をして、
質問に答えられるかというので審査をしていきました。
緊張して手が震えている生徒さん、自信があり外まで聞こえる大きな声でスピーチする生徒さんなど、全員一生懸命練習をして覚えてきたのが分かり、心を打たれました。
スピーチコンテストをする場所の外の広場にはステージでダンスや楽器演奏など催し物があり、緊張の中にもリラックス出来る場所もありました。
私の娘の通っているハイスクールも日本語学習をしており、今の課題は自分の好きなお祝い事というテーマで、パワーポイントを作りスライドショーを見ながら日本語でスピーチをするという事をしています。
他言語学習を通し交流が出来る事で、視野や世界が広がっていくのは頼もしく感じますね。
フィッツナー美恵子
TAKEOFF Gold Coast
こんにちは テイクオフゴールドコーストのフィッツナーです。
ゴールドコーストは冬真っ只中と言えども、今年はかなり暖かく春のような陽気が続いています。
今回のゴールドコーストの景色は、商業地、語学学校などがあるゴールドコーストの中でもメインの街一つ
サウスポートをご紹介します。
サーファーズパラダイスからは車、トラム、バスなどで10-15分の所に位置しています。
サウスポートにある大きなショッピングセンターというと1990年に開業したオーストラリアフェアがあります。
只今、所々改装中ですが、チャイナタウンも近くにあり、アジア系のお店が増えてきた場所で、日本食もありとても便利な場所です。
その近辺には、図書館、コンドミニアム、レストラン、公園、語学学校、TAFE(職業専門学校)、私立現地学校、裁判所、ビジネスなどがあり現地の人もよく行き来している所でもあります。
コンドミニアムはトラム駅も近く、飲食店、スーパーマーケット、ショッピングセンターが近いのが特徴です。
サウスポートには数々の語学学校があります。
サウスポートの中心から離れた場所(同じサウスポート内)にはグリフィス大学も
サウスポート周辺のトラム
お子様も大人も楽しめるブロードウォーターパークランド、オーストラリアフェアの目の前にあり、7kmにも及ぶウォーターフロントの敷地です。各種イベントが行われ人気のある公園です。
同じパークランド内にある2032年のオリンピックでも使用予定のスイミングプール
サウスポートの図書館は日本語の本も他の図書館より比較的多く揃っています。長期滞在される方は図書館を利用するのもお勧めです。
チャイナタウン、シドニーや横浜などのチャイナタウンに比べるとかなり小さめです
日本的なお店もお寿司・総菜パン、雑貨などもあり、海外にいながらも必要な時に日本を感じる事が出来ます。
また違うエリアもご紹介していきますね。
フィッツナー美恵子
TAKEOFF Gold Coast
こんにちは、テイクオフゴールドコーストのフィッツナーです。
普段生活している中でも知っていると安心なのが、ファーストエイド。
子育てを始めた頃、何かあった時、応急処置を知っておいた方がいいと思いつつその頃は何もせずにいましたが、
チャイルドケアの資格を取る時に必須だったので、今では年に1度CPRの更新と3年に1度ファーストエイドの更新をしています。
オーストラリアでは職種によって、CPR(心肺蘇生法)とファーストエイド(応急処置)の資格を保持する必要があります。
CPR(心肺蘇生法)は1年に1度受講、ファーストエイドは3年に1度の受講が必要です。
私はCPRをこの5年の間、毎年更新をして、ファーストエイドは2度受講しています。
職業としては
チャイルドケアの保育士、介護士、学校の先生(全員ではないですが)
水泳コーチ、消防士、スポーツコーチ、電気技工士、
フライトアテンダント、建設業者、医療従事者
ヘルスケア従事者(カイロプラクター、フィジオ、精神科医)
ライフセーバーなどです。
CPRはAED(Automated External Defibrillator 自動体外式除細動器)とマネキンを使い
講習中に受講生とバディーを組み、蘇生方法を習います。
実際に救急隊員だった方が講師をされ、受講者が実際にCPRを行った経験などリアルな話も聞けたりします。
実技と座学がありますが、COVIDの頃から座学はオンラインで先に自分で勉強をして
オンラインテストまで行い、当日は実技だけというコースもあります。
こういう職業に就いていなくても、自分の知識のために、英語の勉強のために(かなり英語が分かっていないと難しいですが)
という方でも1日で終了するので、受講してみるのもいい経験になるかもしれないですね。
フィッツナー美恵子
TAKEOFF Gold Coast
こんにちは、テイクオフゴールドコーストのフィッツナーです。
5月14日(日)はオーストラリアも母の日で、ショッピングセンターやレストラン・カフェなど沢山の人達が出かけ賑わっていました。
プレゼントは花束や、チョコレート、化粧品、これから冬に向かうオーストラリアなので、マグカップ、温かい部屋着などと幅広く出ています。
そのスペシャルな日が近づくと、学校でもお小遣いでちょっとしたプレゼントが買えるストールが出て、
休み時間に子供達がお小遣いを握り、選んでいる姿は、とても愛おしく感じます。
知り合いのお子さんは、授業の中で母の日のスライドを作り、それをテレビ画面に映して見せるという
最近はテクノロジーを駆使したプレゼントもあるようです。
母の日のアフタヌーンティーをするチャイルドケアや小学校の低学年など、その学校や先生のスタイルで行うこともあります。
【小学校のプレップで、母の日のアフタヌーンティーをした時の様子】
パープルクラスが、学校が終わる30分前カフェパープルに変身!!
テーブルセッティングをしてお花やデコレーション、名前の札もテーブルに置いてあり
子供達が席に案内してくれました。
オーストラリアの母の日は日本と同じ5月の第二日曜日ですが、父の日は何と9月の第一日曜日です。
調べてみると、父の日は国によって日にちが違うようですね。
例を挙げてみると
アメリカ・イギリス・カナダ・日本→6月第三日曜日
オーストラリア・ニュージーランド・ニューギニア→9月第一日曜日
サモア・ブラジル→8月
北ヨーロッパ→11月第二日曜日
リヒテンシュタイン・イタリア・スペイン・ポルトガル→3月19日
オーストラリアの父の日が9月なので、日本の父の日を忘れがちです(笑)
国によって、こういう違いがあるのを比較するのは面白い物ですね。
フィッツナー美恵子
TAKEOFF Gold Coast