スタッフブログ
CPR・ファーストエイドの取得が必要な職業は?
- 2023/05/28
- Mieko Pfitzner
- その他,オーストラリアの習い事,ゴールドコーストの暮らし
こんにちは、テイクオフゴールドコーストのフィッツナーです。
普段生活している中でも知っていると安心なのが、ファーストエイド。
子育てを始めた頃、何かあった時、応急処置を知っておいた方がいいと思いつつその頃は何もせずにいましたが、
チャイルドケアの資格を取る時に必須だったので、今では年に1度CPRの更新と3年に1度ファーストエイドの更新をしています。
オーストラリアでは職種によって、CPR(心肺蘇生法)とファーストエイド(応急処置)の資格を保持する必要があります。
CPR(心肺蘇生法)は1年に1度受講、ファーストエイドは3年に1度の受講が必要です。
私はCPRをこの5年の間、毎年更新をして、ファーストエイドは2度受講しています。
職業としては
チャイルドケアの保育士、介護士、学校の先生(全員ではないですが)
水泳コーチ、消防士、スポーツコーチ、電気技工士、
フライトアテンダント、建設業者、医療従事者
ヘルスケア従事者(カイロプラクター、フィジオ、精神科医)
ライフセーバーなどです。
CPRはAED(Automated External Defibrillator 自動体外式除細動器)とマネキンを使い
講習中に受講生とバディーを組み、蘇生方法を習います。
実際に救急隊員だった方が講師をされ、受講者が実際にCPRを行った経験などリアルな話も聞けたりします。
実技と座学がありますが、COVIDの頃から座学はオンラインで先に自分で勉強をして
オンラインテストまで行い、当日は実技だけというコースもあります。
こういう職業に就いていなくても、自分の知識のために、英語の勉強のために(かなり英語が分かっていないと難しいですが)
という方でも1日で終了するので、受講してみるのもいい経験になるかもしれないですね。
フィッツナー美恵子
TAKEOFF Gold Coast
ゴールドコーストの幼稚園事情②
- 2021/05/24
- Mieko Pfitzner
- オーストラリアの習い事,ゴールドコーストの学校生活,ゴールドコーストの暮らし,バイリンガル子育て
こんにちは。TAKEOFF Gold Coastのフィッツナー美恵子です。
前回のブログではオーストラリアのキンディー(幼稚園)概要をご紹介しましたが、今回はキンディーで実際に日々行われている事を書きたいと思います。
【アートワーク】
園児の登園が落ち着き、モーニングティーが終わった10:00頃からアートワークが始まります。
その時の季節のイベント(旧正月・イースター・母の日・ANZAC Day・クリスマスなど)に合わせた内容や、
クラスにいる約20人に対し、1人1人を月に1度、何に興味があるか記録した後、
それをどう伸ばしていくかその子その子に合わせた内容を考えます。
(数を数えるだったり、色の認識をさせる、指を使って細かな作業を上手く出来るようにするなど)
アートワークの時間でその内容をフォローアップして記録し,ファイルに閉じ、
1年を通しどの位その子が成長したかを見る事が出来ます。
【外遊び】
小さな子供はやはりパワーがありあまっているので、外遊びは欠かせません。
子供の年齢ごとに合わせた遊び場が作られており、気温など天候を見て
日本より何倍も強い紫外線予防のため、必ず4時間に一度日焼け止めをつけ、
帽子を被って外で遊びます。小さい年齢だと帽子を瞬間に外してしまいますが、
なるべく被る事を覚えさせるように先生は努めています。
また、別プログラムで、テニス、サッカー、ダンスなどの専門のコーチが来て、
それに参加する子供たちもいます。
【グループタイム】
クラス担当の先生が前に座り、子供達が床に足を組んで座ります。
日本だとあまりいいイメージはないですが、こちらはキンディー学校では普通に座ります。
私も最初びっくりしましたが、ところ変わればですよね。
先生が本を読んだり、一緒に歌を歌ったり、手遊び歌をしたり、
この時に団体行動が出来るように意識して5-10分程の時間で行われています。
【童謡・アクションソング】
オーストラリアに来て、子供を育てる時に困った事の一つは
オーストラリアの子供向けの歌を知らないという事でした。
CDを買ったり、子供番組を見たり、youtubeを見たりして覚えました。
私の息子が一番好きだったのはオーストラリアの子供向け番組で今でも人気のあるバンド
The Wiggles ザ・ウィグルスでした。日本でいう「おかあさんと一緒」的な感じです。
このような歌をキンディーでも歌ったり、踊ったりしています。
http://https://www.youtube.com/watch?v=DrRmrilXYDI
・Head, Shoulders, Knees, and Toes
・Rock a bye bear
・Sleeping bunny
・Baa Baa Black Sheep
・Old Macdonald had a farm
・Incy wincy spider
・Humpty Dumpty
・Row Row Row your boat
私が覚えた歌の一部のタイトルです。youtubeなどにアップされていると思うので、
ご興味がありましたら、お子様と一緒に踊って歌ってみるのもいいかもしれないですね。
フィッツナー美恵子
TAKEOFF Gold Coast
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オーストラリア 小学生からサッカー留学
- 2021/02/24
- Hitomi MATSUNO
- オーストラリアの習い事
こんにちは。 TAKEOFF Gold Coast 日本スタッフHitomiです
オーストラリアのサッカー留学について、今回はNPL(ナショナルプレミアリーグ)に挑戦した時の事をお伝えしていきます。
今年も2月にサッカーシーズンが始まり、息子が1年目に在籍していたRobina City Soccer Clubでも、今期は各年齢で100人を超えるプレイヤーが加入し練習に励んでいると聞き、オーストラリアでもサッカーが人気なんだなと思いました。
オーストラリアは9月でシーズンが終了すると以前お伝えしましたが、オフシーズンのトレーニングを定期的に開催するクラブもあります。他クラブから移籍を考えている子たちも自由に参加出来ますし、もう一つ上のリーグを目指す子達は、そのクラブチームの練習に参加する時期になります。
当時息子は、もう少しステップアップしたい気持ちで、NPL(National premium League)2部リーグチームの強化トレーニングに参加し、トライアウトを受けていきました。(ゴールドコーストにはNPLのチームは2チームしかありません)
NPLリーグともなると、トライアウトに1ヶ月程の時間を掛けられます(毎週1回、計4回)。
トライアウト中の 練習内容も非常にオーガナイズされたもので、Stateリーグでの練習内容とは違った、とても緊張感のあるものでした。毎回トライアウトに参加する度にコーチがチーム分けして練習をしていくのですが、素人から見ても明らかに選手を選別したチーム分けをしていて、今自分がどのレベルにいるのか、息子が一喜一憂していたのを覚えています。
トライアウトが終了し、各学年20人程の選手が選ばれます。本当に優れた選手は、トライアウト終了前からコーチから合格の通知を受け取っていました。
結果として息子はトレーニング生での合格となりました。そのチームには入れないけど、同じ様に練習に参加出来、万が一欠員が出た場合、もう一度チャンスが回ってくるかもしれないという位置付けです。
彼が望む結果ではなかったのでとても残念な結果でしたが、諦めず直にもう一つのNPLのチームであるGold Coask Knightsのトライアウトに参加し、そちらのチームでは合格をもらう事が出来ました。
写真は、ユニフォーム授与式での1枚です。先ず初めに今シーズンの1Stチームの選手の発表があり、今期のユニフォームを身に纏った選手達が登場しました。クラブハウスに集まった人々は皆大興奮で、選手達は拍手喝采で出迎えられました。
そしてAge毎に、背番号の着いた自分のユニフォームをコーチから授与されるという、これまた歓喜溢れるセレモニーとなりました。
サッカー好きならこちらのユニフォームをみて、え?クロアチア代表?と思われたかもしれませんが、Gold Coast Knightsはクロアチア系オーストラリア人が支援するクラブで、歴代のユニフォームはクロアチアに由来するものとなっています。(さすが移民の国!)赤いユニフォームがホーム用で、その他に黒ベースのAway用、襟付きの3rdのユニフォームまでありました。
少し話は戻りますが、クラブより合格の通知を貰い実際にクラブチームに出向き、契約書にサインする日がありました。その規約は事前に渡され目を通しておく必要があったのですが、内容としては
意欲的に練習に参加する事、その為に親のサポートも必要である等のコミットメントを要求されるものから、クラブ内でのいじめ、人種差別、ドーピングに関するポリシー等、事細かに書かれている書類でした。
そしてそれに、選手本人がコーチの目の前でサインをするという、当時8歳だった息子はとっても緊張していましたが、その光景がなんともオーストラリアらしいというか、子供を子供扱いしない、皆平等である、本物を見せる、教えるという考え方がとても印象的でした。
初めて経験した1Stチームの選手とのWalk Outでは、皆目を輝かせていました!
対戦チームの中に日本人選手がいて、いつかは僕もこんな風になれたらと、息子の夢が更に膨らんだのは間違いありません。
今現在、日本でサッカーの練習に励んでいる息子ですが、オーストラリア時代とは違い練習は年間を通じてあります。シーズンオフだから練習は暫く休みね!の考え方は日本では基本的にはない様です。
何事においても、オンとオフがはっきりしているオーストラリアでの生活に慣れすぎていて、最初は、いつ休めるの?、いつ旅行に行けるの?と思っていましたが、、、
Soccer is our lifeと豪語するオージーのママ友が、体を休める事は大事だけど、何のスポーツでも真剣に取り組んでいるなら、毎日練習した方が良い!シーズンオフなんて要らないわ!日本はラッキーよ!と言われ、その通りだなと思いました。
また、オーストラリアでサッカーをプレイ出来る日迄、今は日々の練習を大切にしていきたいと親子共々思っております。
Hitomi
TAKEOFF Gold Coast
留学に関するお問い合わせはhttps://takeoffgoldcoast.com/contact/
オーストラリア サッカー留学
- 2021/02/10
- Hitomi MATSUNO
- オーストラリアの習い事
皆さん、こんにちは。 TAKEOFF Gold Coastの日本在住スタッフHitomiです。
オーストラリアといえばスポーツ大国! テニス、サーフィン、水泳、ラグビー、ゴルフ、クリケット等、様々な有名スポーツがある中で、オーストラリアの子供の習い事で一番人気は水泳、続いて二番目に人気なスポーツは、実はサッカーなんだそうです。
冬のスポーツとして捉えられているサッカーですが、オーストラリアでは2月よりシーズンが始まります。(リーグによって多少の前後はありますが2月から9月までがシーズン)
勿論本気でサッカー留学を考えている人なら、本場スペイン、ドイツ、イタリア、イギリス、ブラジル等を思い浮かべるかもしれませんが、日本のアジア最大の強豪国、ライバル国はそう!オーストラリアです。
近年オーストラリアにサッカー留学する人も増えているんです!
英語を学びながら、サッカーが出来る!
いや、サッカーに挑戦しつつ、英語を学ぶ! どちらでもOKですが笑
日本のクラブチームも経験した上で、サッカーママとして
今更ながら、本当に最高な環境がオーストラリアには揃っていると思います。
熱く語ると長くなりそうですが、、、
オーストラリアのリーグは大きく分けてこの様な構成になっています。
1部 Aリーグ(A-League)
2部 NPL(National premium League)
3部 州リーグ(State League)
Aリーグといえば、三浦カズ選手(シドニーFC)、小野伸二選手(ウエスタン・シドニー・ワンダラーズ)そして2018/19までメルボルン・Vで活躍された本田圭佑選手が、記憶に新しいのではないでしょうか。日本でいうJ1と同じくプロリーグになります。
NPL(いわゆるセミプロリーグ)でも、チームに所属する為にはトライアウトに挑戦しなくてはならないので、Under8より(7歳から8歳)選抜された選手のみが登録出来る事になります。
州リーグでは、Under6(5歳から6歳)より年齢別に誰でも登録する事が出来、選抜組など、それぞれチーム内でメンバーが組まれていくかと思います。
さて、息子はというと、5歳で初めて学校のアフタースクールアクティビティでサッカーを始めて以来、その楽しさを知り、『クラブチームにちゃんと入って試合に出てみたい!』という思いから、どのチームが良いのか検討していたのですが、長く続くかも正直分からなかったので、まずは通い易いクラブチームが良いのでは?というアドバイスを元に、地元のRobina City Soccer Clubという州リーグに所属するチームに登録をしました。
Registration(チーム登録)は1月初めから案内が始まり、1月末の締め切り日迄にシーズン中のFee(いわゆる月謝)を一括で支払って登録完了となります。
気になるFeeはシーズンで300ドルから500ドル程(年齢による)。練習は平日の夕方に2回、毎週土曜日は試合です。シーズン期間は8ヶ月ですので、日本でやるより安いのではないかと思います。
さて、息子と共にクラブチームに出向き、オンラインで登録を済ませ、お金も支払い手続き完了。あとはチーム指定のユニフォームとソックスをクラブ内で購入して、2月のシーズン開始を待ちます。
初めてのサッカーチームのユニフォームを手に入れ、待ちきれないと言わんばかりに興奮した顔は、今でも忘れる事が出来ません!
初めてのチームメイとは国籍も様々で、オーストラリア、中東、南米、アジア、欧州などのバックグラウンドを持っている子達でした! 特に南米出身のご両親達は、熱の入り方も違いましたね!
オーストラリアのサッカークラブは、自身のグラウンドを持っていないと、そもそもクラブ経営が出来ないそうで、整備された綺麗な天然芝のグラウンドを持ち、日が暮れればナイター用の灯りが付き、親はクラブハウスでドリンクや軽食を楽しみながらサッカー観戦が出来ました。
日本でプレイする今、オーストラリアではとてもとても恵まれた環境で練習や試合をさせてもらっていた事を痛感しています。いや、それは設備だけの話ではなく、移民の多いオーストラリアだからこその、サッカー体験がありました。
『ママ、イタリア人コーチの英語はちょっと聞き取り辛いんだけど、ユベントスの話を聞けて面白かったよ』
『チリ人のコーチは僕の事を”ジョウタロウ”じゃなくて、”ホタロウ”って言うんだ、どうしてか聞いたら、”Jo”は、”ホ”と発音するからだって』
『日本人のコーチは、どうして僕がゴールをミスするのか、ビデオを撮って後て解説してくれるんだよ』
『今日のビーチでの練習はとっても暑かったけど、ゴールを決めたら海に飛び込んでも良かったし、いつもラテンの音楽が掛かってるから、ゴール決めたらみんなで踊ったんだよ!』と、
クラブチーム以外で出会ったブラジル人コーチ、日本人コーチ、イタリア人コーチ、息子が本当に大好きだったチリ人のコーチ等、色んな国のサッカーを教えてもらい、その違いに気付き喜び踊った経験は、今となっては彼の人生の中でとっても貴重なものになっているに違いありません!
サッカー楽しい〜!!!を体で覚えさせてもらった、そんなサッカー生活であったと思います。
そして、サッカー生活3年目の年に、リーグを一つ上げて、NPLのトライアウトに挑戦しました。
NPLでのサッカーは、また一味違ったプロ意識なるものが、クラブ、コーチ、チームメイトの中にありました。
そのお話はまた次回に書こうと思います!
名古屋はまだ緊急事態宣言が発令されている最中で、サッカーも公式戦はまたしても全てキャンセルとなりました。感染者数は減少傾向にある様ですが、引き続き皆様も、お体ご自愛くださいませ。
TAKEOFF Gold Coast
日本スタッフひとみ