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オーストラリアの公衆電話
- 2022/02/24
- Mieko Pfitzner
- その他,ゴールドコーストの暮らし
こんにちは、テイクオフゴールドコーストのフィッツナーです。
昨年の8月からオーストラリア国内に設置されている1万5千台の公衆電話が市内・市外局番オーストラリア全国内の固定電話、携帯電話が無料でかけられるようになったのですが、ご存知でしたでしょうか?
オーストラリアで公衆電話は1880年代に初めて使われて以来、生活の一部となり、携帯電話が登場する直前のある時期には、その数は現在の2倍以上になっていました。
携帯電話がほぼ一般的になってからは、多くの人が公衆電話についてあまり考えなくなったかもしれません。無料になった運びは、自然災害で携帯電話の回線が不通になった後、公衆電話を使って家に電話をかけ、家族や友人に無事を伝えるために、コインを用意して列を作って待っている人たちがいたこと、一昨年だけでも、オーストラリアでは公衆電話で1100万回電話をかけ、そのうち23万回以上は000(警察・救急・消防)のような重要なサービスに電話をかけていたそうです。また、家庭の事情で必要な人がいる事などから、無料にする時が来たのだと電話会社が判断をされたそうです。
駅の改札口前、ホームに設置されている公衆電話
私がオーストラリアに初めて来たのは1997年。日本では携帯電話を既に持っていた私ですが、オーストラリアでは携帯電話は一部の人や会社の人が使う物で、電話を使う手段としては家の固定電話か公衆電話でした。日本に電話する時も、国際電話が使える格安テレホンカードを購入して、旅先から日本へ電話をして愛用していました。
今は普段使う事の無い公衆電話ですが、物は試しという事で、無料になったと知ってから初めて、家の電話と携帯電話にかけてみた所、どちらもしっかりとかかってくれました。
日本の公衆電話も減少しているそうですが、それでも14万台程全国であるようなので、広い国土のオーストラリアではありますが、総人口が少ないので設置数も大分違うのではと思います。
オーストラリアへ留学され到着間もなく携帯が使えない時、オーストラリア国内でしたら電話をかける事が出来ますね。
フィッツナー美恵子
TAKEOFF Gold Coast
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