オーストラリア留学ならTAKEOFF Gold Coast オーダーメイドプラン&日本人医師のサポート/私立各校&Queensland州立(EQI)小・中・高校公式エージェント

スタッフブログ

新学期始まる 日本とオーストラリアの学校の違いで驚いた事

  • 2021/01/27
  • Hitomi MATSUNO
  • ゴールドコーストの学校生活

皆さん、こんにちは。 TAKEOFF Gold Coast 日本スタッフのHitomi です。

今週末は雪の予報の名古屋ですが、オーストラリアから届く写真は真夏の眩しい太陽に青い空!!

名古屋にいたら、全く想像がつかない〜!

そうなんです、やっぱり行かないと分からない事が沢山あるんですよね。

あのどこ迄も続く青い空、カラッとした空気、そこにいるだけでハッピーな気持ちになる!

そんな環境がGold Coastにはあります。

さて、そんなオーストラリアでは長い夏休みも終え、新学期がスタートし始めましたね(学校によっては明日から新学期スタートの学校も!)

 

名古屋市の小学校では、ざっくり言ったら今年の冬休みは2週間弱

オーストラリアの小学校は2ヶ月弱と、かなりの違いがありますね。

どちらが良いかは人それぞれといったところでしょうか。

 

今回は、私が感じたオーストラリアと日本の小学校の違いで驚いた事をお伝えしてみたいと思います。

まず、オーストラリアの新学期スタートは1月末。

Term1からTerm4までの4学期制。大まかに言うと、10週間学校に行き、タームの間には2〜3週間のお休みがあり、Term4の後には2ヶ月程の長い夏休みが待っています。

 

日本の3学期制とは新学期のスタート時期がずれる為、日本でその学年を終えてから渡豪する事を優先すると、オーストラリアのTerm2(4月)からスタートになり、

オーストラリアの新学期(1月)に焦点を合わせるなら、日本の学校を12月で辞めてくる事になります。

 

我が家はオーストラリアの新学期からスタートさせたいと思い1月に渡豪しました。

 

殆どの学校で、1週間程前にオリエンテーションが学校で開催され、ユニフォームの購入、新しい先生との面会、教室に入る事も出来ますし、放課後のアクティビティを選び加入する手続きや、今後授業で必要なノート等の受け取りをする事が出来ます。

オリエンテーションと言っても、日本で想像するような堅苦しい雰囲気ではなく、皆とってもカジュアルな装いで来て、学校が用意してくれるバーベキューや、マフィン、コーヒーを楽しみながら行われます。

コーヒー片手に、親御さんも教室に入ってきますから、いや、なんなら先生だってコーヒー片手にオリエンテーションを進める事もありますし、当初の私には軽いカルチャーショックでしたね。

 

もしもGold Coastの学校に行く事を決め、新学期からスタートする事を決めたなら、是非オリエンテーションDayに間に合う様に渡豪されるのをお薦めします。

どんなクラスメイトがいるかな?、先生はどんな人?どんな雰囲気の教室?少しでも分かっていた方が当日緊張し過ぎずに済むかなと思います。

 

当時の息子の教室には、ソファ、カウンターコーナーに用意された背の高い椅子、ビーズのふわふわの大きなクッション、明らかに生徒の数よりも少ない小さな椅子とテーブル、こんなセッティングの教室に初めて行ったら、え???どこに座ったら良いの?本当にここは教室?なんて思うかもしれません笑。

 

実を言うと、私たちはこのオリエンテーションDayに参加せずに初日を迎えましたので、当日は教室を探すのも一苦労、車をどこに止めたら良いのかも分からない、日本の学校の様に、初日は始業式があるの?そう言えば時間割をもらってないけど今日は何をやるの?と不安だらけ。

 

前日に、オーストラリアの学校はきっと楽しいよと気分だけ盛り上げておきましたが笑、不安たっぷりの私の雰囲気が子供に伝わったのか、『学校行きたくない』と息子に言われてしまい、更にてんぱる私でした。

 

こんなに大きなリュックを背負っていますが、中身はお弁当と水筒だけです!日本の様に、お道具箱を用意したり毎回重たい教科書を持ち帰る事も、低学年のうちは殆どありません。

オーストラリアの学校では、大げさに言ったら、教科書より帽子の方が大事かもしれません笑

この帽子を忘れると、外に出る事が許可されません。体育も見学でした。日差しの強いオーストラリアでは、サンスクリーンも常に教室にあり、自由に塗る事が出来ました。

入学当初、こんな感じで斜め掛けして水筒を持って行きましたが↓(日本の小学生に良く見かけますよね!?)でもオーストラリアには、こんな子いませんでした笑。

さてこんなスタートで、我が子達はオーストラリアでの小学校生活が始まったわけですが、日本の様に始業式の様なセレモニーはありません。もちろん初日に先生と写真を撮ったり、アクティビティが多めではありましたが、それが終われば普通に授業が行われていました。

 

毎週月曜日は3学年合同で行われる朝礼(assembly)があり、こういった行事も親が気軽に学校に出向いて参加する事が出来ます。(現在はコロナの関係で親も学校に気軽に入って行けません)

最初の頃は、いったい子供達がどんな学校生活を送っているのだろうと知りたくて、私も学校に行っては色々な行事に参加しました。

Assemblyではいわゆる校歌を歌う時間もありますが、歌詞を渡される訳でもなく、歌って覚えよう!といったノリでした。音楽の先生がギターを引き歌うのですが、ギターも上手、歌声も素敵!!

スタンドマイクで先生は熱唱!それはそれは、子供だって踊りたくなります笑。人差し指を上にあげて元気よく行こう!そんな笑顔溢れる朝礼でした。

日本の小学校の朝礼にも参加させてもらった事がありますが、基本的にはKeep silenceですから真逆ですね。

 

そして最後にもう一点、驚いた事を書いて締めくくろうと思います。

オーストラリアの学校内にはタックショップ(日本で言う購買)があり、ランチを当日買う事も出来ますし、休み時間にドリンクやスナックを買って楽しむ事も出来ます。

タックショップ横にはカフェが併設されている学校も多く、親も利用する事が出来ます。私も時々コーヒーを買って帰りました。こんな雰囲気は日本なら大学構内を想像するかもしれませんね。

 

学校にも慣れお友達も出来始めた頃になると、息子が、早く学校に行こうよ!だってねホットチョコレートを飲みながら、お友達と遊ぶ約束をしたんだ!と言ってきました。

それから時々、1ドル50セントを握りしめ、朝早くに学校のタックショップに行き

マシュマロ付きのホットチョコレートを手にしながら、朝のチャイムが鳴る迄、お友達との時間を楽しんでいました。

『座って飲みなさい!』『カフェで飲み終えてから教室に行ったらどう?』と言う私に、

息子は、『教室に入る前に飲み終えて、ちゃんとゴミ箱に捨てれば問題ないんだよ!』とすっかりその国の

ルールにとけ込んでいる様でした。

校内は自然豊かで、アヒルの赤ちゃんがお母さんアヒルの後に続いて校内を歩いていたり、今朝はグラウンドの奥でワラビーを見たわよと先生が教えてくれたり、(はたまた蛇を踏んじゃったの〜と聞いた事もありますが)日本では、なかなか味わえない経験をさせてもらえた事に、今振り返れば、感謝で一杯です。

 

移民国家であるオーストラリアで、沢山の人や文化に触れ、様々な経験をする事が出来るのは、子供達にとって、英語はもとより、今後の人生に大きな財産となって残ってくれると信じています。

 

戦うのは、隣の席の子ではない、世界はもっと広いよ!と、オーストラリアにいる時に、いつも感じていました。

コロナが落ち着いて、また世界を見て感じる事が出来る日が来たら、やっぱりGold Coastに真っ先に行きたいと思う位、魅力溢れる町です!

 

そんな日が来る迄、健康には気をつけて、コロナ感染対策もしっかりとして行きたいと思います!

皆様もご自愛くださいませ!それではまた!