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代表ブログ

オーストラリアのコロナやワクチン接種状況について

  • 2021/07/23
  • Tomoko INUKAI
  • お知らせ,コロナ禍のエピソード,ゴールドコーストの暮らし

こんにちは。TAKEOFF Gold Coastの犬飼です。

こちらは、現在、暦の上では冬の真ん中で、学校は、2021年度Term3のWeek2(Term3はWeek10まで)が終わるところです。本来であれば、今ごろ、夏休みの日本から多くの生徒さんを受け入れている時期だと思うと、やはり寂しい思いです。

日本では今日からオリンピックが始まりますが、2日前には東京で行われたIOC総会にて、2032年のブリスベンオリンピックも決まり、こちらも盛り上がっています。

さて、本来であれば留学生が最も多く訪れているこの7、8月を迎えた今、あらためて現在の状況をお知らせいたします。

本文の前にゴールドコーストより、最近のあれこれ

6月29日、デルタ株が1人出た段階で、ゴールドコーストを含むクイーンズランド一帯が突如ロックダウン開始。数時間後には、やはりトイレットペーパ完売の謎。

国境のみならず、日本からオーストラリアへのEMS(国際郵便)が停止して1年半。ヤマト運輸は動いていますが、送れるものの内容がかなり厳しいです。今までのように日本製の化粧品や日用品を得ることがとても難しくなりました。日本製品の値段は、このように約3倍以上!

小学校3年生の息子に、学校からギターのプレゼント!毎年レンタルでレッスンがありますが、今年はコロナ禍の暮らしのストレスに配慮して、1人1台ずつ、校長先生から贈られました。学校が子どもたちを想う気持ちが伝わります。

オーストラリアのケーキ屋さんはこんな感じです。カラフルで濃厚な甘すぎるケーキも大好きですが、日本のシンプルな素朴なスイーツも恋しいです。

チェスの大会の一コマ。休憩時間にちょっと集まった息子の仲間たち。日本人は息子だけ。あとは中国、韓国、インド人。多国籍なオーストラリアならではの光景ですが、肝心のオーストラリア人がいない図。※もちろん大会参加者にはいました

打ち合わせの場所がゴルフ場でとても気持ちが良くお話ができた日。ゴールドコーストには、学校や家の周りなど生活圏内に、数多くのゴルフ場があり、ゴルフは身近なスポーツです。

2020年3月の国境閉鎖から間もなく1年半…

オーストラリアのコロナ対策については、昨年の早い段階から抑え込みに成功している国の一つとして世界でも注目されていましたが、ここへきて状況は悪化しています。

今日現在、WA州、NSW州、VIC州がロックダウン。ここQLD州も6月下旬から今月頭に1年以上ぶりのロックダウンがありました。QLD州は現在、これらの3州との州境をクローズし、州民が入境する場合は海外帰国者同様、14日間のホテル隔離が義務付けられています。この措置は、非常に厳しいものです。

国境が閉まっていて、海外帰国者の強制隔離もしているのになぜ市中感染が出るのか

ワクチンの接種に関しては、残念ながら日本よりも進んでいません。7月21日現在、オーストラリアのワクチン完全接種者数は国民当たり11%程度。日本は21%程度です。

オーストラリアでは、自国民や永住者以外の学生や短期滞在者を含むすべての滞在者に無料接種を行っており、私たちも早い段階から簡単に予約が取れ、接種ができる状況にいます。

しかし、そもそも、オーストラリアはこれまでほとんどコロナ感染リスクがなく、当面は海外に行くこともできない今、副作用や後遺症がクローズアップされている中で、わざわざ慌ててワクチンを接種する必要がないという、一般的な考えがあったと思います。

そこへきて、現在各州で突如発生している感染拡大。今こそ誰もが「ワクチンを打っておかなければ」と少し考え直しているかもしれません。

モリソン首相は常にワクチン接種率を国境再開の目安と発言

国内の接種が進まないことは、結果的にオーストラリア国民の首を絞めることにもなりかねません。モリソン首相は、国民のほぼすべてにワクチン接種が完了すれば、国境再開が可能だと発言しています。また、航空会社も、今後国際線搭乗の条件には、ワクチン接種を義務付けることを発表しています。

国民全体の80%程度が完全国境再開の目安との発言もありましたが、現時点で11%では、まだまだ先は長そうです。

TAKEOFF Gold Coast 代表
Tomoko INUKAI

TAKEOFF Gold Coastでは現在、学生ビザでの入国となる長期留学生(13週間以上)のみ新規お申し込みを受け付けています。観光ビザでの入国となる短期(12週間以下)の留学希望者に関しましてはオーストラリアの国境再開決定後に募集を再開いたします。

ゴールドコースト・ブリスベンに関する各種留学相談は無料です。ご興味のある方はいつでもお気軽にお問い合わせください。