長期留学(学生ビザ)の受け入れはすでに実験的に開始
学生ビザが必要である長期留学(13週間以上)に関して、オーストラリア政府は、可能な限り早くかつ優先的な入国を検討したいとしています。実際に、日本を含む特定の数か国からの留学生は、すでに11月から実験的にオーストラリアへ入国しています。
しかし、この実験対象は18歳以上の大学生であり、現状では、入国に際し、自費(約3000ドル)の14日間強制隔離があることや、その間の保護監督者をどうするかという観点から、18歳以下の中・高校生などの単身留学生の受け入れに関しては、引き続き国や各州で調整がなされています。
また、保護者同伴の親子留学であっても、小さなお子様と自費で6000ドル(2名の場合)を支払って、14日強制隔離が必要となると、現実問題としてハードルが高い状況が続くと思います。
とはいえ、学生ビザ所持者は、観光ビザでの入国となる短期留学生よりもはるかに優先的な立場にいることは間違いありません。また、その中でも日本を含む特定の数か国は、「優先的に往来を再開する国」であり、日本人の留学生は、優先的な入国になる見込みです。
ワクチン接種の必要性など条件は出てくる可能性が高いものの、ビジネス関係者の往来ととに、2021年度中ごろまでには動きがあるのではないかと報じられています。
この学生ビザに関しては、今日明日で準備ができるものではありません。具体的な時期が未定ではあるものの、2021年度中のスタートを目指して、すでに多くの留学希望者が今現在、学生ビザの準備を進めていますし、実際に、オーストラリア移民局も学生ビザの認可を出しています。