皆さん、こんにちは。
バレンタインが終わり、日本では次の行事はひな祭りですね。こちらでは、バレンタインの後は、3月下旬から4月上旬のイースターに向けてお店が飾られています。イースターについてはまたご紹介したいと思います。
さて、私たちの家族移住についてはよく聞かれることでもありますし、間もなく丸5年を迎える節目ということもあり、少しずつここに書き溜めていきたいと考えている大きなテーマの一つです。家族での海外暮らしと言っても、期間の決まっている「留学」「海外赴任」に比べて「移住」は、準備から現地到着後までたくさんすべきことがあります。
今後、少しずつですがこちらでご紹介する内容がこれから海外移住を検討される方や、具体的には決まっていないけれど一つの選択肢として興味のある方の参考になればと思っています。
私たちの場合は、移住準備に約1年半ほどかけましたので、そのあたりも後日じっくりご紹介したいと思いますが、今日はまず、日本を出た日を振り返ります。
2016年3月28日 日本出発
スーツケース7個と段ボール箱4つ、家族5人で約200キロの荷物を抱えて中部国際空港から出発しました。まずは国内線で成田空港へ向かいそしてジェットスターの直行便でゴールドコーストです。
当時の子どもたちは、3歳・6歳・8歳。末っ子にはまだベビーカーも必要な時期で、文字通りの大移動となりました。家族や友人が空港まで見送りに来てくれていたので、実際には人手はあったのですが、ご覧の通りです。
渡豪は子どもたちの卒園や学年修了のタイミングで
オーストラリアの新学年は日本より3か月早く毎年1月に始まります。新学年スタートのタイミングにこだわる場合は、日本では、学年の途中(2学期修了まで)で渡豪しなければならず、どのタイミングで移住するのかは、私たち自身も非常に悩みました。また、長期留学のお客様の多くも悩まれるところです。
我が家の場合は、長女が小学校2年生、長男が年長、次男が3歳(年少前)でした。当時は、1月スタートの入学に間に合わせたいと思った一方で、長男の幼稚園卒園という節目も大切であると考え、相当悩みました。
結局私たちは、子どもたちがきちんと日本で一つの節目を迎えてからオーストラリアでの新生活をスタートさせることに決め、3人とも各学年の修了・卒園を終えて、3月末に渡豪することを選択しました。この場合、4学期制のオーストラリアでは、2学期(4月)からのスタートになります。
結論をお伝えすると、この選択でよかったです。様々な事情で転校が珍しくないオーストラリアでは、学年途中の転校生は普通のことで、まして海外からとなれば、とくにアジア圏からの転校生は4月スタートが最も多いとのこと。その通り、一切問題がなく、オーストラリアでの学校生活を2学期からスタートすることができました。
日本での学年修了や、卒園を仲間や先生方ときちんと済ませたことで、子どもたちの中でも新生活へのけじめになったと思っています。