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スタッフブログ

Year 12 フォーマル (高校3年生 卒業記念パーティー)

  • 2021/09/26
  • Mieko Pfitzner
  • ゴールドコーストの学校生活,バイリンガル子育て

こんにちは、テイクオフゴールドコーストのフィッツナー美恵子です。

 

先日私の息子が通うゴールドコースト市内の公立ハイスクールで、学校主催のフォーマル(卒業記念パーティー)が

インターコンチネンタル・サンクチュアリーコーブホテルで開催されました。学校によっては4月や5月に既にフォーマルを済ませた所もあるようです。

ここはゴルフコースや船着き場もあるとても敷地の広いホテルで、日本の有名なお笑い芸人や俳優さんもコロナ前まではここで年末年始、ゴルフをされていました。

  

また、以前は多くの日本人の方がウェディングで使用されていた所です。

 

自宅付近、この日のために用意したスーツを纏った息子とお友達、出発前の様子です。

 

 

そんな素敵な場所に、タキシード・スーツ・ドレスを身に纏い高級車で乗り付け、レッドカーペットを歩き、先生からインタビューを受けるという、ハリウッドやセレブのような華やかさを演出してくださいます。

写真:https://www.facebook.com/goldcoastbulletin/photos/pcb.10158442785347358/10158442785137358

 

コロナ前までは、その様子を現地で親が駆け付け見る事が出来ましたが、去年から息子の通う学校はライブストリーミングでその様子を見る型式に変わりました。

学校によっては親が見る事が出来る所があるかもしれません。

通常フォーマルの行われる場所はホテルやどこかのバンケットルームを貸し切って行われますが、

去年はコロナの影響でキャンセル若しくは、延期して場所を学校に変更して開催した所もありました。

 

実際の卒業式は制服を着て学校の集会場(スクールホール)で11月に行われます。

今まで普通に出来ていた事ですが、今回キャンセルや延期など無く、無事に取り行われとても嬉しく思います。

長期留学でハイスクールを卒業する場合は、このような晴れやかなフォーマルを体験出来るかもしれないですね。

 

フィッツナー美恵子
TAKEOFF Gold Coast

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長期留学するならホームステイ派? 学生寮派?

  • 2021/09/17
  • Hitomi MATSUNO

ご無沙汰しております、TAKEOFF Gold Coast 日本在住スタッフのHitomiです。

日本では、緊急事態宣言が9月末迄延長され、引き続き感染防止を心掛ける日々かと思います。

 

オーストラリアも未だ国境は閉鎖されたまま、ロックダウン中の州もある中で、留学再開のはっきりとした期日の見通しは不明な状況ではありますが、少しずつコロナ対策の出口戦略として、明るいニュースを聞く様になりました。

 

オーストラリア国民ワクチン接種率が80%を達成する事によって、学生ビザ、ビジネスビザを今現在保持している者の入国上限の増加を認めて行く、また、渡航者に義務づけられている14日間の隔離措置を年内にも撤廃するという案も発表されました。

 

新規で学生ビザを取得する方の入国枠は、もう少し先になるかと思いますが、ワクチン接種が進む事で先が見え始めてきました。

 

さて、長期で留学する場合、どんな形で現地に滞在するのか先ず決めて行く事になります。

親子留学ならコンドミニアム、賃貸住居、単独での滞在であれば、学生寮やホームステイ等、様々な選択肢がありますが、今回は、ホームステイを選択した場合、実際にどのような雰囲気、環境の中で生活をしていく事になるのか、今迄お客様に滞在して頂いたお家の雰囲気をご覧頂けたらと思います。

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TAKEOFF Gold Cosatが所在しますGold Coastは、クイーンズランドの南東に位置し、オーストラリアの中でも最大のビーチリゾートです。ビーチフロントのお家もとっても素敵な邸宅があるのですが、山側ならではの、広い敷地内にプールを保有するお宅が多くあります。

日本の住宅環境からしたら、まるでリゾートホテルに来たのか?と目を疑ってしまう程、広々とした自然あふれる素敵な環境が溢れています。

 

弊社では、ホームステイを引き受けてくださるお宅に事前訪問し、留学生のお部屋の状況や、住居の周辺環境等を確認させて頂いているのですが、貴重なご縁が繋がり、素敵なご家族に巡り会わせて頂いております。

 

青い空に真っ白なお家、ヤシの木がお家に何本も植えられていて、広々としたリビングも、いったい何処に座ったら良いのだろう?と最初は戸惑うかもしれませんね。

   

 

オーストラリアのご家庭では、朝食はこの様なカウンターテーブルで済ませ

ディナーは、ダイニングルームで取る事が一般的です。(写真後ろ)

親子留学では、家族構成に同年代の子がいると、打ち解けるも早いですね。

また、日常的に使う英語を、その家の子供から習得するのも、ホストマザーとの会話をスムーズにする一つの方法かもしれません!

裏庭にはお父さんお手製の砂場が!

裏庭の奥に見える木には、コアラが時々現れるのよ!でも、蛇や毒蜘蛛にも注意して子供を遊ばせなくてはいけないとも教えてくれました。

 

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こちらは、ゴールドコースト市内からハイウェイで20分程の場所にある、木々に囲まれたオールドスタイルのお宅

留学生用に用意された一部屋は、ホストマザーが集めたアンティーク調の可愛らしい家具で揃えられていました。右奥には専用のシャワーとトイレがあります。

当時生徒さんをお連れした際に、お家の可愛さに、『可愛い〜』の連呼が止まりませんでした笑。

そんなお部屋の窓から見える牛達。ここのお宅ではヤギも飼っていて、ミルク等の餌やりも生徒さんの日課の一つとなっていました。

生徒さんをお連れすると、必ずホストマザーが話しかけてくれる言葉が

『今日からここがあなたのお家よ、何処に座っても良いし、何処で寛いでいても良いのよ、困った事があったら何でも話してね!』

さて、この一言に、貴方ならなんと返しますか?

今すぐ出てこなかったら、今のうちに英語の勉強をしておく良い準備になりますね!

こちらのお家では、雨水を浄水して生活水にしていました。雨が降らない日が続くと、お水はとっても貴重な生活資源となります。オーストラリアでホームステイすると、シャワーの時間を制限される?という質問は、ご家庭によっては、当てはまるものとなります。

年間を通じて留学する場合、ホストファミリーとお家でバーベキュー、夏はプールを楽しみ、冬はお庭で火を焚いてマシュマロを焼いて食べたりと、オーストラリアならではの過ごし方を体験する事が出来ます。

家族に溶け込み、英語で会話をする、英語力のみならず、コミュニケーション力も問われるかもしれませんね!

今回ご紹介させて頂いたのは、ほんの一例ですが、ホームステイの魅力は、語学の習得だけでなく、日本にいたら絶対に経験する事のなかった生活上の違いに気づいたり、自分の母親とは全く違った価値観を持つホストマザーとどう意見を交換していこうか等、自分の考えや価値観にも刺激を受けるのではないでしょうか。

 

最初は何かにつけて、戸惑う事も多いかもしれません。それでもご縁が巡り会わせた出会いに感謝し、共に過ごす時間は貴重なものとなり、自身のこれからの人生の糧となって行く事に違いありません。

 

 

先ずは国境が再開し、素晴らしい留学体験が出来る日々が待ち遠しいです!

留学準備に際して、日本にいる今、何をやっておくべきですか?と聞かれたら

『英語力をUPさせる!』これ、本当です。

 

それではまた、次回の記事で!

 

TAKEOFF Gold Coast

日本在住スタッフ Hitomi

 

 

オーストラリア 砂漠(ウルル)の滞在記

  • 2021/08/07
  • Mieko Pfitzner
  • その他,ゴールドコーストの暮らし,国際結婚

こんにちは。TAKEOFF Gold Coastのフィッツナー美恵子です。

今回は私がオーストラリアに来た頃のお話しで、タイトルの内容です。皆さんは砂漠に住んでみたいと思った事はありますか?

旅行をする中で、砂漠に行く事は中々少ないと思いますが、砂漠に住んだ事がある人はもっと少ないと思います。私は何とエアーズロックリゾート(砂漠地帯)に約3年住んでいました。

現在は、ゴールドコーストに住んで19年になります。最初はゴールドコーストの「サーファーズパラダイス」という街の名前とイメージから、ここには住みたくないと思っていました。私のオージー夫は南オーストラリア州出身なのですが、夏は45度冬は南極からの冷たい風が刺さる程寒いから寒い所は嫌&都会に住みたくない、私は出来れば都会に住みたい、その中間を取り、海も山も青空も揃っていて、気候も良く、友人のいるゴールドコストを選び、今はとても大好きな場所です。住めば都ですね。

エアーズロックリゾートにまた戻って生活出来るかというと自信はありませんが、砂漠に住むという特別な経験は私の宝物です。

オーストラリアへ行くきっかけ

オーストラリアには、最初はワーキングホリデーを利用して渡豪しました。当時は、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3か国のみ、25歳までという制限で、今の沢山の選択肢とは違い、そこまでまだ何処へ行くかを悩まなくても良かった時代です(笑)

本当はバンフの山々、赤毛のアンのグリーンゲーブルズ、オーロラなどが見たくてカナダに行きたいと思っていたのですが、抽選3000人という枠があり、抽選が行きたい時期に重ならないため、今すぐ行きたいという思いから、オーストラリアに決め、今に至っています。

中学、高校とオーストラリア人交換留学生と関わる事が多く、その時からオーストラリアに住む方向性が決まっていたのかもしれません。

ウルルへ行くきっかけ

最初はシドニーの語学学校に行きながらホームステイその後、高校時代のオーストラリア交換留学生だったお友達のシェアハウスで一緒に過ごしていました。

彼女から以前エアーズロックリゾートで働いていたというのを聞いていたり、中学の担任の先生から、年賀状の写真にエアーズロックへ行った時の写真が写っていたのを覚えていて、いつかここに行くと決めていたのです。

当時のワーキングホリデーは語学学校は3か月まで(今現在は4カ月)と決まっていて、その期間が終わりそろそろ仕事をしないといけないと職探しをしている時にワーキングホリデー事務所の掲示板に「エアーズロックリゾートでツアーガイド募集」の張り紙が貼ってあり、行くしかないでしょという事で、直ぐに履歴書をファックスで送りました。

 

ウルルへ

シドニーの大都会から砂漠の小さなオアシスエアーズロックリゾートへ、飛行機で約3時間30分。空からの景色が緑から段々と赤砂が広がる何も無いのを見て、本当にここに来て大丈夫かなと心配になりながら、いざ到着。住む場所はツアー会社が用意をしていくれていたので、空港に着いたら、お客さんと一緒に送迎バスに乗り、エアーズロックリゾートに行き、その後シェアハウスに連れて行ってもらいました。

 

当時のシドニー上空 シドニーオリンピック2000 会場建設中の建物

 

街並み、緑の山々の景色は無くなり、周り一帯は赤砂だけ。機内からウルルが見えた瞬間

 

エアーズロック空港(コネラン空港)とっても小さな空港です。

生活スタイル

エアーズロックリゾートは約1000人が住んでいる町で、地名はYularaユラ-ラといいます。ここで働いているスタッフから成り立っている所です。保育園・小学校・派出所・消防・美容院・スーパーマーケット・銀行・歯医者・診療所・スポーツジムなど基本的な町の機能はあります。ハイスクールはエアーズロックリゾートには無いので、ホームスクール(通信教育)か、他の町へ移動しないと通えないです。隣町のアリススプリングスで500km離れています。

月に1度の映画館や、1年に一度来る移動遊園地などは楽しみの一つ。ショッピングセンターと言っても、小さなスーパーマーケット、銀行、軽食屋、レストラン、パン屋、美容院だけ。衣料品や装飾品、電化製品などは売っていないため、自分でリゾートに来る前に持ってくるか、ネットショッピングでオーダーする、若しくは休みの日に車でアリススプリングスまで行くという感じで、すぐ物が手に入る町の暮らしとは到底離れていました。

アリススプリングスに行った時は、リゾート内には無いハンバーガーショップやチキンのお店、中華レストランに行くのがみんなの楽しみでした(笑)インターネットや携帯電話の普及は結構早かったので、普及後は砂漠暮らしでもそれなりに快適でした。ただ、物が届くのに果てしなく時間はかかりますが・・・

日本の夏は、40度近くで湿度も高いですよね。熱風が吹くのは変わりませんが、ここは40度超えても湿度が低いので、まだ過ごしやすいかもしれないです。ウルル、マウントオルガのツアー中は日陰もなく、岩場を歩くため体感温度は50度近くある時もあったと思います。

今はウルルの登山口は閉鎖されていますが、ウルル登山のために来る観光客でとても忙しく14日連勤など続く事があり、国立公園内の案内を毎日していました。ガイドはウルル登山はしなかったので、登山口でお客様がバスを降りた後は戻ってくるまで待機していました。それもサンライズツアーは朝3時起きです。真夏は日の出が早く、日の入りが遅いため外にいる時間が長かったです。体力が無いと出来ないですね。

ウルル登山口

往復約2時間かけて登る事が出来ていましたが、アボリジニの聖地で今は登山できません。

ウルルサンセット

太陽の光でその日その日で色の変わるウルルを2.3日に一度は見ていました。

 

キングスキャニオン

世界の中心で愛を叫ぶのロケ地にもなった、エアーズロックリゾートから車で2時間半程の所。休みの日に遊びに行く場所の一つでした。

 

今、丁度東京オリンピックが行われて、明日閉会式ですが、2000年はシドニーでオリンピックがありましたね。アテネからニュージーランド経由で一番最初にオーストラリアで聖火が降り立ったのはエアーズロックでした。

聖火リレーも間近で見て小さな町がお祭り騒ぎ。アボリジニの子が聖火ランナーと一緒に走りました。恥ずかしくて、顔を隠しています。ウルルのすぐ近くに、ムティジュルというアナング族の村があり、そこに彼らはいるため、当時はエアーズロックリゾートにいる人達と関わる事がなかったです。今は、エアーズロックリゾートでアボリジニの人達が仕事をしていると聞いているので、その頃と状況は違っているようです。

空港の到着サイン シドニーオリンピック2000にちなんで、便名もAN2000になっていました。

朝の逆光で人が黒く映っていますが、真ん中の男性(少し光っているもの)が聖火のランプを持って、飛行機から降りてきました。

 

エアーズロックリゾートの町中の人が出て聖火リレーを見守る様子

オリンピックの後はパラリンピックが続きますね。テレビ観戦で応援をしていきたいと思います。

 

フィッツナー美恵子
TAKEOFF Gold Coast

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2032年ブリスベンにてオリンピック開催決定!!

  • 2021/07/22
  • Mieko Pfitzner
  • その他,ゴールドコーストの暮らし

こんにちは。テイクオフゴールドコーストのフィッツナー美恵子です。

開催が1年延期、開催直前まで色々な事がありましたが、いよいよ明日から東京オリンピックが開催されますね。

そんな中、7月21日に2032年のオリンピックに立候補していたブリスベンが開催地に決定されました!!

ゴールドコーストも幾つか競技が行われるようです。

現地の人々は、開催されるのが決まり、ポジティブに受け入れている感じがします。

ブリスベンは1988年にエクスポがあった後、特に注目をされていなかったですが、

最近はG7の会議があり、今回はオリンピックの開催地に選ばれ、

これから少しずつ注目されていくのではと思います。

 

フィッツナー美恵子
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オーストラリアで骨折したら

  • 2021/06/18
  • Hitomi MATSUNO

皆さんこんにちは

TAKEOFF Gold Coast 日本スタッフのHitomiです。

日本は梅雨入りし、どんよりお空が続いていますね。

オーストラリアは冬に突入し、肌寒い季節になったと聞きました。

 

思い起こせば2年前の冬の終わりに、6歳の娘が家で側転をして遊んでいて、腕を骨折する事故を起こしました。

オーストラリアの家の中は、靴を履いて生活する事が前提ですから、家の床の大概はタイル張りか板張り。

その上で側転を繰り返し練習していたのですが、『上手だね〜、綺麗に回るね〜』と褒められるうちに段々と調子に乗り、片手での側転を成功させた娘。

次に何を思ったのか、なんと手を床に着かない側転に挑戦したのです。(器械体操で言う、側方宙返り笑)

 

もちろん成功するはずもなく、腕からの着地と同時に、明らかにいつもとは違う泣き方、そして30分程、痛い痛いと言って泣き止まない。

しかし特に外傷は見られず、腕や肘はゆっくり曲げたり伸ばしたりも出来るので、患部を冷やしながら、暫く様子を見る事にしました。娘は泣き疲れてそのまま眠ってしまいましたが、『痛いよ〜痛いよ〜』と、うなされていました。

事故が起きてから5時間位して、みるみるうちに左の肘が腫上がり、やはりこれはおかしいと思い、救急でRobina Hospitalに行く事に決めました。

前回の記事でも触れましたが、救急に掛かったら、直には帰れないため、今回はバックに着替えや食料を詰め、病院へと向かいました。

 

救急に掛かると言っても、メディケアを持たない私たちは、OSHCに加入している事は伝えますが、OSHC側には事後清算になる為、特に保険証などは持たず、IDのみ提示すれば診察をしてもらえます。

受け付けをすると、ナースが待ち合いまで来てくれ、状況説明をすると、まずは痛み止めを飲みましょうと、

紙コップに入ったパナドールを飲ませてくれました。それから例によって1時間は待たされました。。。

 

その間に、色々な患者さんが来ました。明らかに骨が折れて違う方向に腕が曲がったお兄さん。

もの凄くブルブル震えながら、熱があると言いながら、やっとのことで歩いている女性、、、

顔面血だらけで泣き叫びながら駆け込む若者、、、、

 

娘は痛みが治まったら『お腹空いた、暇だ』と少し元気になっていたので、それらの方々が先に診察室に入って行きましたが、どうぞどうぞお先にと思いました(汗)

 

やっとの事で順番が来て、まずはレントゲン室に通されました。何枚か写真を撮り、ベットのある部屋にて待つ事に。

ドクターは救急の患者が沢山いても、今日は私一人なの!と、たった一人で診ていました!

が、慌てる様子もなく

 

レントゲンの写真を診ながら、『ヒビが入ってるね、今からカストを作るよ。ちょっと待っていてね!』と、そこからまたベットの上で1時間は待たされました。

最初はこんな笑顔を見せていた娘も

処置が終わったのは夜中の2時近く。。。ともなれば

さすがに疲れたという表情を最後にはしていました。

 

救急の先生は、私は専門ではないのよね〜と何度か石膏をやり直しつつ、カストが完成しました。

今後の予定として、『痛み止めは、市販の痛み止めを飲んでね!』『Gold Coast Hospitalの整形外科(Orthopedics)から連絡があるから、予約を取ってそちらの専門医に診てもらってね!』と言われ、病院を後にしました。

 

今回の救急の措置で支払った金額は$549.80

(保険会社に事後清算する為、必ずレシートは保管しておきましょう)

立替払いとしても、大きな金額である事は間違いありません。

 

さて、さすがに次の日は学校を休んだ娘でしたが、数日後には痛みも引き、いざ登校しようと思ったら、腕のカストが太過ぎて、制服のワンピースが入らない!!

と言う事で、しばらくはスポーツユニフォームで登校していました。

 

学校に到着すると、クラスメイトが娘の所にきて

『可哀想に〜、痛かった??、どうして折れちゃったの〜?』と質問攻め! そして

『よし、落書きをしよう!!!』と皆がペンを持って娘の前に、1列に並びました(笑)

先生が、『本当に、くれぐれも、強く触らないで!』と言っていましたが、

 

そんなの聞くはずもなく、私はヒヤヒヤしながら見学していました。

でも、娘は、元気を皆からもらった様でとっても嬉しそうでした。

 

救急に掛かってから数日後、Gold Coast Hospitalより電話がきて、整形外科の予約を取り受診する事になりました。

 

Gold Coast Hospitalは、サウスポートに位置し、クイーンズランド州の中では大きな大学病院で、7つの主要の建物があります。70%が個室、駐車場は2200台と、ゴールドコーストと、より広い地域の人々に医療を提供しています。(余談ですが、トムハンクスがコロナで陽性になり隔離されていたのもこの病院ですね)

 

病院内は本当に広くて、いった何処へ?と迷いますが、館内に複数のボランティアの人たちが配置されていて、困った顔をしていると、大丈夫ですか?とあちらこちらで声を掛けてもらえます!

 

ここでは、メディケアを持っていない人は、先ずはお金の支払いに行かないと、専門の科に通してもらえません。

 

と言う事で、毎回ここに来る度に、まずは受け付けで$379.40を支払い、そのレシートを持って専門の科に向かいます。

 

何回か通いましたが、治療の内容に関わらず、治療費が一律と言う、?だらけですが

毎回この金額を支払ってから診察に向かいました。

大きな大学病院、やっぱり待たされるのは常ですね。順番が来てドクターの診察を済ませ、

きちんとしたカストをはめてもらうのを待っている所です。

技師の方が、これまたなかなかファンキーな方で

『お〜腕が折れちゃったかい〜、さて、カストは何色にするかい?』と

カラフルなものから、ベーシックカラー迄、5色程の見本から娘はブルーを選びました。

『ショッキングビンクじゃなくて良いのかい?』と薦めてくれましたが

『ピンク?ヤッキー!』と答えた娘

『わかったよ Lovely じゃあリボンでもくっつけてやるよ!』と

これまた器用にリボンを作り、ぽんっ!と最後に張り付けてくれました笑

 

 

大喜びの娘、ふう、なんて粋な技師さんなんでしょ!!!と

日本ではあり得ないこの処置に、私は逆に感動したのでした。

 

その後、使ったゴム手袋をぐんと引っ張って、遠くにあるゴミ箱めがけてバーーーーン!と飛ばした技師さん。

娘も調子に乗り、『あ〜外したね〜』と笑っていて、

日本ではあり得ないこのシチュエーションに、好きすぎると思いました。

 

新しい、完璧なカストを装着してもらい、全治3週間の診断を受け帰宅し、暫くは不自由な生活を送りましたが、順調に回復し、すっかり腕は元通りになりました。

 

今となれば、娘共々、良い経験だったと言えますが、やはり海外で怪我をして病院に何度も通うという事は、日本の様にスムーズに行かない診察や、レントゲンだけ別の病院に撮りに行く等、面倒な事が多いのは事実。

起きないに越した事は事はありません。

 

ビザの申請時に加入が義務付けられているOSHCや、OVHC等の保険の他に、滞在期間を決めての留学であれば、日本で、海外旅行保険に加入してくるのも良いではないかと思います。

保険会社が提携している病院では、キャッシュレス対応であったり、病院への送迎もついていたり、念には念をという方には、海外旅行保険に入ってくるのも、いざと言う時に安心であると思います。

 

TAKEOFF Gold Coast

日本在住スタッフ Hitomi

 

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6月はオーストラリアのEOFY 会計年度末 

  • 2021/06/13
  • Mieko Pfitzner
  • その他,ゴールドコーストの学校生活,ゴールドコーストの暮らし,バイリンガル子育て

こんにちは。TAKEOFF Gold Coastのフィッツナー美恵子です。

ゴールドコーストは冬に入り、この最近は特に朝晩冷え込み、今朝は6℃でした、日中は22度位まで上がるようです。日本の冬に比べると全然寒くは無いのですが、ヒーターをつけたり、湯たんぽを使っています。学校にもヒーターがあるようで娘はヒーターの前に座っていて暖かくて気持ちがいいと言っていました。気持ちが良すぎて、夢の中に入らないといいのですが(笑)

 

EOFY(End of financial year)

省略文字をタイトルに書きましたが、この数年でよく見かけるようになりました。日本は4月から3月という会計年度ですが、オーストラリアは7月から6月です。

6月になると各お店は、この会計年度末に合わせてMid year saleやEOFY Saleを始めます。チラシなどにもこの写真のように表記されています。

確定申告もこの会計年度で計算されるため、税金対策で、この時期に物を購入したり、新年度に購入しようなど色々調整をする時期です。

 

携帯のアプリでスケジュール管理している人が多いと思いますが、私はスケジュール帳を使っています。1月から12月というのが主流ですが、会計年度の7月から6月までというスケジュール帳も出ています。1月からの手帳が小さすぎて、不便だったため今回初めて会計年度スタートの手帳を購入してみました。ちょっと中途半端な感じもありますが、物は試しで使ってみたいと思っています。

 

オーストラリアの会計年度がなぜ6月なのか

今まで特に気にした事はなかったのですが、調べてみました。

イギリス統治時代は、1月から12月が会計年度だったのが、ビクトリア州は1870年、南オーストラリア州は1874年、クイーンズランド州は1875年、西オーストラリア州は1892年、ニューサウスウェールズ州は1895年、タスマニア州は1904年に6月30日を締めの年に変更されました。オーストラリアの議会が通常5月と6月に開催されるのに対し、予算を通すために11月と12月に開催することが困難で利便性を考慮した所から今の期間になったそうです。

 

学校の学年の振り分けについて

オーストラリアの学校の開始は1月から12月ですが、子供達の学年は実はこの会計年度で7月生まれから6月生まれと分けられています。これは丁度2003年生まれの私の息子が小学校にあがる2007年頃に変更されました。それまでは1月生まれから12月生まれという振り分けでした。

また、クウィーンズランド州の小学校はプレップから7年生まで、ハイスクールが8年生から12年生という分け方だったのが2012年頃、2003年生まれの子ども達が5年生になる頃、クウィーンズランド州政府は小学校は6年生まで、ハイスクールが7年生から12年生と変更をしました。2003年の6月までに生まれた子供達や親は小学校とハイスクールに入る時期が早まり、結構な負担があったと思います。私の息子の場合は7月生まれで、6月生まれの子に比べ学校に入るのが1年遅くなり、キンディーに1年長く通っていました。その分、費用の負担がかかりましたが、ゆっくりなペースで進めたので、本人的には良かったのでは?と思っています。

 

それでは、EOFYセールで、財布の紐が緩みすぎないように日曜の午後を楽しんできます。

フィッツナー美恵子
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