こんにちは。TAKEOFF Gold Coast代表の犬飼です。

3月中旬から2週間実施していた春休み現地校短期留学プログラムが終了しました。

今回のプログラムには、小・中・高校生の総勢54名が日本から参加し、親子留学や語学学校の生徒を含めると、3月は70名近い短期留学生の受け入れをサポートさせて頂きました。

毎回、元気であることはもちろん、笑顔で参加者に帰国してもらうことを目標に、最後までドキドキハラハラしながら現地で子どもたちを見守っています。

そして、TAKEOFF Gold Coast創業の理念と現地サポート体制のこだわりを理解し、走り回ってくれるスタッフ(現場に出ているスタッフもそうでない裏方メンバーも!)のおかげで、非常に参加者の満足度が高いプログラムが実施できています。

その実績は、リピート率の高さで回を重ねるごとに数字に表れており、まずは、TAKEOFF Gold Coastの代表として、全てのスタッフに心から感謝の気持ちでいっぱいです。

大切にしているホストファミリーへのサポートと感謝

どれほど私たちが努力しても、参加者が留学で大半の時を過ごすホームステイ先で愛情を受けられなければ、短期留学プログラムの成功はあり得ません。

ですので、よいホームステイ先を選ぶことは、私たちの”最重要課題”です。

ホストファミリーも時期やタイミングで受け入れができる時とできない時があるため、常に一定数の家族をKeepしておくことは、正直非常に困難です。

毎回、プログラムの前に新規のホストファミリー探しとインスペクション(家の内覧や家族のチェック)、その他、ホストになってもらうための注意事項などのやり取りに、最も時間と費用(人件費)をかけています。

素晴らしいホストファミリーを見つけたとき、私たちは何としても彼らを確保したいと考えますが、共働き家庭が多く、小学生はもちろん中高生でも学校送迎がほぼ必要な現地では、

「ホストをしたいけれど、留学生の送迎が難しい」「ホストをしたいけれど、習い事の事情などで曜日によっては夕方の対応に懸念がある」

こんな相談を受けることがよくあります。

そんな時、私たちは、「朝夕の送迎や、その他ヘルプが必要なことは、私たちTAKEOFF Gold Coastのスタッフで出きり限りのフォローをします!」

と回答し、ホストファミリーの不安を取り除いていきます。

また、ホームステイ代についても、TAKEOFF Gold Coastでは、通常の相場に比べはるかに高い金額をお支払いして、気持ちよくホストを引き受けてもらっています。

これらはすべて、参加者の皆さんの短期留学をよりよい経験にし、笑顔で帰国してもらうため。そのことに尽きます。

※よくあるホームステイ斡旋会社等による外部組織のマッチングは一切利用しておりません

受け入れてくださる現地校への敬意と感謝

留学生を短期で受け入れて下さる現地校は非常に限られています。

現地校は、今皆さんが通学している日本の学校そのものです。2週間とはいえ、言葉の通じない海外からの留学生がクラスの中にいると、うれしくてワクワクする反面、「困っていないかな」「わからないことはないかな」「今どう思っているかな」と、きっと心配でたまらないと思います。

喜んで留学生のバディ(お世話係)を引き受けたものの、その生徒自身にも自分の大切な授業もあるでしょう。自分の自由に動きたい休み時間もあるでしょう。もしかすると、自分の担当する留学生と気が合わない可能性もあるでしょう。

先生も同じです。進めたいように授業が進まないこともあるかもしれません。

それでも、留学生のために学校として、先生として、クラスメイトやバディとして時間と気持ちを使って受け入れて下さる現地校に対して、私たちは、相当の敬意と感謝の気持ちを持っています。

もし、短期留学で日本のクラスに入ってきた留学生の態度が悪かったり、やる気がなかったら、自分ならどう思うでしょうか。

一方で、もし、その留学生が積極的に自分の国のことや言語・文化を話してくれたり、異文化を学ぼうと、明るくポジティブに過ごしてくれたら、皆さんにはどれほどの”プラス”の価値が生まれるでしょうか。

大変なところに飛び込んでしまった!という不安はわかりますが、受け入れてもらっているという気持ちは常に忘れてはなりません。

感謝の気持ちは、言葉にして伝えること。

参加者が、心の中で「ありがとう」「うれしい」と感じていることをスタッフとして、現場で察することは多々ありますが、言葉も文化も違う異国の地で、現地の人に”心の声を察してもらえる”ことはまずありません。

自分の気持ちは、声に出して言葉で伝える必要があります。

英語でも、日本語でも同じです。現地では、個々の英語レベルに関係なく、どんな時でも「Thank you」や「Please」を一言付け加え笑顔を見せることで、相手との距離が縮まり信頼関係が芽生え、学校やホームステイ先との関係は驚くほどスムーズで心地のよいものになります。

YesやNoの意思表示はもちろん、挨拶やお礼、そして少し言いずらいことでも、自分の気持ちをきちんと相手に伝えることが留学の成功につながります。

最後に

今回の春休み留学プログラムの後、保護者の方からとっても嬉しいフィードバックをたくさん受け取りました。

中には、将来うちで働きたいとまで感じて下さった生徒さんも。このような明るいフィードバックを受け取ると、準備の苦労も、すべて吹っ飛んでしまいます。

そして、よし!また次はもっと良くなるように頑張ろうと思います。

短期留学プログラムはたった2週間ですが、参加者は毎回いろいろな気づきを私たちに与えてくれて、本当にかわいい子どもたちばかりです。実際には、大なり小なりトラブルだらけの現場は大変なこともありますが、こんなにたくさんの子どもたちと接する機会があるこの仕事は、素晴らしいものだと、改めて感じています。

Tomoko INUKAI
TAKEOFF Gold Coast 創業者/代表

2026年のオーストラリア長期親子留学・お子さま単身留学のご相談・ご準備を承っています。

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