家具家電、食器、生活用品はゼロからすべてオーストラリア渡豪後に調達
海外への引っ越しプランによっては、家具なども送ることはできますが、私たちの場合、費用を考えてそれは諦め、現地ですべて揃える覚悟で準備を進めていました。
ゴールドコーストで最初に住む家は、渡豪直前に決めてあったため(※次回このエピソードをご紹介します)、渡豪後はすぐに大家さんにカギをもらい、その足で家具や家電を買いに走りました。簡単に考えていましたが、このプロセスは経済的にも労力的にも一番大変だった気がします。
借りた家は、水が出て電気はつくけれど、とにかく何もない。まっさらな状況です。それに、意気揚々と日本から乗り込んできたものの、そもそも何年ほどここに住むのかも決めていない中で、そうそう買い替えるものではない家具や家電にどこまで投資(?)するのか。
将来が不確定という意味では「仮住まいだからこんなものよね」という感覚もあり、一方で「今日からここが我が家」という気持ちがぶつかり合い、結果的にはまあまあ中途半端なものに手を出す羽目になるのです。
ソファとベッドと冷蔵庫だけはいいものにすると(私が勝手に)決めて、それ以外のものは、量販店やIKEAなどを利用して揃えました。それにしても、スプーン1本から調理器具、食器類、タオルに寝具、小さな家電から大きなものまで買い揃えるのは、本当に大変でした。
親子留学などに多い、1年や2年などの期間限定であれば、少し家賃は上がりますが家具付きのアパートメントを選び、タオルやシーツなどの必要最低限のものを揃えるだけでスタートできます。