- 2021/04/12
- Hitomi MATSUNO
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ゴールドコーストの暮らし
こんにちは。TAKEOFF Gold Coast日本スタッフのHitomiです。
今回は、オーストラリアの最低賃金の高さに驚いた話、オーストラリアの労働環境や働き方についてご紹介したいと思います。
まず、我が家の子どもたちの現地校を決める際、とあるエージェントさんにお願いをして興味のある学校のスクールツアー(学校見学)に参加しました。その際の費用は、1校につき100ドル。現地集合・現地解散で同行してもらった時間はわずか1時間ほどでした。
当時は相場もわからずに、少し高いなあと思い
「高いですね。こんなものなのでしょうか?」とエージェントさんに尋ねましたが、
「はい、当社はこの金額設定でお受けしております」(何かご不満でも?)という雰囲気でのお返事でした。
それから随分とたって、現地で生活をするにつれ、この金額設定に納得できたのです。
オーストラリアは世界一、最低賃金が高い
2020年6月現在、オーストラリアの最低賃金は19.84/per hour (日本円にして1,650円程)と国の法律で決められています。これはあくまでも16歳から20歳迄の金額で、年齢が上がるに連れて賃金も上がっていきます。
そして、勤務体系がフルタイムではなくカジュアル勤務(有給、病欠手当なし)だと最低賃金が25%増しの24.8ドルになります。そしてそして、カジュアル勤務の土曜日の出勤は更に1.5倍、日曜、祭日に働いた場合は時給が2倍になります。
例えば、日曜日にカフェのホールで仕事をしたら、時給50ドル×6時間=300ドルを1日に稼げてしまう計算になります。
なぜこの様な高い時給を可能にするのか
簡単に言うと、オーストラリアは資源国である、移民による人口の増加、シドニーオリンピック以降、経済は右肩上がり、それによる物価の上昇で賃金を引き上げる事が出来ている、という訳です。
できる限り雇用を避けたい経営者
一方、労働賃金の上昇により、経営者からしたら人手が要らない場所は、とことん自動化に変更する!そうせざる負えない現状もあります。ゴールドコースト市内の大手スーパーに並ぶ、セルフレジ。
空港や公的手続きにも機械化の流れ
シドニーの空港にあるスマートゲートは、通常人間が行う入国審査と税関の仕事を自動化したもの。
日曜日のショッピングセンターは16時閉店
そして、私がゴールドコーストに行って一番驚いた事は、日曜日のショッピングセンターの閉店時間がとっても早い事。16時には閉店です(一部スーパーは除く)。2倍の賃金を支払わないといけないオーナーからしたら、早々に閉店にしたいのも、納得です。
そしてこれもびっくりした事の一つに、祝日にオープンしていたハンバーガーショップに行ったら
『今日は祝日、お会計は15%増しね!』と堂々と書いてあったことです。
オーストラリアでの外食は、人件費の高さからも分かる様に日本に比べたらそもそも高いのですが、祝日に食べたハンバーガーが、20ドルになった事は今でも忘れません。
オーストラリアの自由な働き方
オーストラリアの働き方の自由さ、柔軟さは、日本とは随分と違う事を実感しています。是非日本にも取り入れて欲しいものですが、基本的にフルタイムワーカーは、年間に4週間の有給休暇が与えられているため、子供がホリデーシーズンに入ると、有給休暇を利用して家族で旅行に出かける家族を多く見てきました。
それは学校の先生であっても当然の権利、担任の先生が子供より先にホリデーに入り学期の最終日に来ないという事もありました。
『先生が先にホリデーに行っちゃうなんて、信じられない〜!』と思った当時の私でしたが、
『先生、楽しんで来てね!』と声を掛けるオージーママ達を見て、
お互いが家族との時間を大切にしよう、人生を楽しもうね!と言う根本にあるの思いが、なんて素敵なんだと気がつきました。
働き方のフレキシブルさは公務員も同じ、8時間半働けば、いつ出社しても良いと言うシステムを導入している職場も多いそうです。子供の学校で出会った警察官のパパは、いつも3時に息子さんのお迎えに来ていました。
日本ではあまり想像が付かない光景。オージーには当たり前の働き方なのかもしれませんが、当時の私には?だらけの状況に、思わず
『いつもパパのお迎えなんですね!』と聞くと、
『奥さんは学校の先生で、僕より終わる時間が遅いんだ、その分僕は朝早くに出勤して、送り迎えを分担しているんだ』と教えてくれました。
仕事と家族、お父さんとお母さんの働き方のバランスをサポートする事が出来る労働環境は、日本の労働環境からしたら、本当にうらやましい限りで、是非取り入れてもらいたいと思うのです。
一方では、こんな難点も?
しかし未だに、もう少し融通を利かせてくれたら良いのにな〜と思う働き方が一点あります。
オーストラリアは業務が担当制の事が多く、例えば担当者が有給休暇等で不在の場合、その担当者が職場に戻る迄、代理の人が対応をしてくれる様な事は滅多にありません。それは、私の業務ではないからと、クライアントを待たせる事に悪気は一切ありません。
大事な書類を作成してもらう依頼をお願いした事がありますが、担当者はホリデー休暇中に入りました、○○日にしか戻りませんと言われ、焦る気持ちを抑えつつ待つしかない状況になった事がありました。
やはり、その国の働き方に対する意識を受け入れるしかないのだなと痛感しました。
労働環境は、世界各国によって違い、働く人の意識も違うので、一概にどちらが『良い、悪い』とは言えないのかもしれませんが、オーストラリアでの働き方を知る事が出来たのは『自分や家族を大切にする為に、仕事のバランスを考える』と言う事を学ぶ、とても良い切っ掛けになりました。
TAKEOFF Gold Coast
日本スタッフ Hitomi
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日本国内での面談も可能です。詳しくはこちらまでお問い合わせをお願いいたします。
- 2021/03/24
- Hitomi MATSUNO
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長期親子留学
こんにちは
TAKEOFF Gold Coast 日本スタッフ Hitomiです。
長引くコロナウィルスの影響で、オーストラリアの国境はいつ開くのか、留学の計画はどの様に立てて行ったら良いのか、迷われている方も多いのではないでしょうか。
先日、事実上オーストラリア国営とも言えるカンタス航空が、国際線の運航再開を11月へ延期することを発表しました。
もちろん確定事項ではありませんが、この動きは、オーストラリアの国境が11月まで再開の見込みはないことを示したと言えます。
しかし、ポジティブに捉えるのであれば、通常留学には6ヶ月から1年程の準備期間をもって臨みますので、ちょうど今時期から2022年の留学を目指して、情報収集を始め検討をするのが良いと言えます。
これから挑戦する海外での生活について家庭内で目的を話し合ったり、留学後のプランを確認し合う等、じっくり時間を掛けて進めて行く事は、例え1年掛けたとしても決して大げさな事ではないと思います。
我が家も、渡航の1年前から準備に入りましたので、留学資金の最終調整も出来ましたし、留学前に少しでも自身の英語力をUPさせようと、英語学習にも真剣に取り組む事が出来ました。
学校選びはエージェントを活用する
さて、具体的に留学を進めて行くに当たり、子供が通う現地の学校を決める事になりますが、実際にどのように決めて行ったか、我が家の例をお伝えしたいと思います。
我が家は、2017年の1月から留学を開始すると決めましたので、2016年の夏休みに渡豪し、現地学校の見学ツアーに参加しました。あらかじめエージェントにお願いをして、学校見学のアポイントメントを取り付けておいてもらいました。私立校4校、公立校1校と、割と多くの学校を回ったと思います。
学校見学は、インターナショナル担当の先生と共に学校内の施設を見て回ります。担当の先生は皆とてもフレンドリーで、日本からの生徒をホストファミリーとして受け入れた事がある方や、日本には何度も旅行に行ったわと、日本語も交えてお話してくれる担当の先生もいました。質疑応答の時間もあり、あらかじめ用意していた質問や、不安をクリアーにしていく事が出来ました。また、実際に校内ですれ違う生徒さん達の雰囲気や反応も、学校選びを決定付ける材料となりました。
コロナ後の学校選びは、オンラインを活用する
残念ながら現在は、国境が閉ざされている為、直に現地に出向いて見学する事は出来ません。しかしこれだけオンラインというコミュニケーションの方法が一般化する現在、現地にいるエージェントを活用して、学校選びをする手はありません!無駄に渡航して、滞在費や見学ツアー代を支払う必要もありません。
今現在、コロナで受けた様々な影響から、ゴールドコーストがあるクイーンズランド州だけが人口が増え続けており、地元で人気の私立校はどこも定員に関して困っている学校はなく、もしも気に入った学校に空きがなければ、入学願書を提出しタイミングを待つ事になります。
また、ゴールドコーストのある有名な進学校では、ハイスクールプリパレーションコース(高校進学準備コース)をオンラインで初めて開講し、日本にいながらにして、参加が可能です。そしてオーストラリア入国の許可が下り次第メインのコースに通学が出来る様になるというコースです。通常ならインターナショナルハウス(学生寮)もしくはホームステイで滞在しながらハイスクールプリパレーションコースに通いますので、日本からの受講となれば、滞在費をセーブ出来るというメリットに繋がります。
此の様に、今現在のコロナ下において、学校側の状況も日々変化しており、密に学校と繋がりを持っているエージェントから、最新の情報をもって学校選びをしていく必要があると、今は強く感じております。
こんなエージェントに話を聞いてみたい
そして、今更ながら思う事は、もし10人の留学生がいたとしたら、10通りの留学プランを提供出来るエージェントに話を聞いてみたいと思います。
留学の目的や、思い描く生活は本当に人それぞれで、留学後のプランも人それぞれです。
友達同士で同じ学校で学ぶ事が目的でない限り、お勧めする学校や滞在方法も多様なプランになってきます。エージェントからのレスポンスの早さや、質問に対する回答の的確さは勿論ですが、やはり熱心に話を聞いてくれるエージェントが、渡豪してからも頼りになると思います。
オーストラリアで生活を始めてしまえば、勿論自分の力でサバイバルしていく事になります。最初は分からない事だらけの中、不安を乗り越えて行く。それはそれで価値あるものですが、限られた留学生活をより快適に、出来るだけ多くの事を学べる様に、時にはエージェントと共に解決していったり、成長を一緒に喜び合える様な、そんなエージェントが留学のパートナーであったらと思うのです。
先ずは、弊社アドバイザーに自分達の留学に対する思いをぶつけ、実現可能な方法をじっくりと相談してみてください!
2022年の今頃は、オーストラリアにいるかもしれませんね!
代表ブログのオーストラリアに長期留学するなら公立?私立?
こちらの記事も参考にしてみてください。
TAKEOFF Gold Coast
日本スタッフHitomi
- 2021/03/09
- Hitomi MATSUNO
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ゴールドコーストの暮らし,長期親子留学
皆さん、こんにちは。 TAKEOFF Gold Coast 日本スタッフのHitomiです。
名古屋市内では桜が満開になっている所があり、道行く人が足を止め、写真を撮っている光景を、あちらこちらで見かける様になりました!気温が暖かくなってくるだけで、気持ちも晴れやかになっていきますね。
さて、今回はオーストラリアでの子供のお誕生日会事情について書いていこうと思います。
滞在中に、おそらく一月に一回は、お友達のお誕生日会にお呼ばれしたかと思います。
娘が3歳の時のKindy時代から数えたら、何回行ったか分かりません。上の子のお友達のパーティーにも参加していましたから、今日はBirthday Partyのハシゴだ!という週末もありました。
パーティー文化は日常茶飯事というわけです。
もちろん招待状が届いても、参加しない選択肢もありますが、学校のお友達の様子も分かりますので、日程が合う限り、積極的に参加していました。
会場は毎回それぞれで、トランポリンや、ボーリング場、ローラースケート場、プールパーティー、インドアスカイダイビング、ビーチパーティー等、子供がお友達と一緒に楽しめる様な場所で行われる事が多く、3割位がホームパーティーだった様に思います。
ホームパーティーと一口に言っても、日本人の私達からしたら、いや〜もうそこは映画の世界でした!!!
衝撃的に、可愛すぎる♡と思ったのは
女の子バージョンは、お家に出張DJが来て皆で『ディスコパーティー』
ドレスコードはユニコーン! 皆、ユニコーンの何かを付けて参加するものでした。
DJの方も、子供にネイルやフェイスペイントを施したり、女の子の『好き!!!』がパーティーに凝縮しています♡
こちらのDJの方、女の子のパーティーでは何回かお会いした事があって、ゴールドコーストでは人気DJの方でした。日本にショーの仕事で滞在していた事があるわ!とお話したのを覚えています。
そして、男の子バージョン、テーマは『アーミー』
日本のテレビ番組『SASUKE』サバイバルアタックの様な、お庭の池をジップラインで飛び越えたり、レーザーガンを身に纏い、藁で出来た障害物をかわしながらの打ち合い!という。招待状を頂いた時点で、行きたい〜と親子共々ワクワクが止まりませんでした。
息子もこんな真剣な顔になりますよ。。。笑
ゴールドコーストの土地柄、家の大きさや庭の広さも日本とは桁違い!
お友達のお家に行く度に、何度驚いた事か。
そして、最後に
私が思う、贅沢すぎる『ビーチパーティー』
ここゴールドコーストだからこそ叶うロケーションです。
こんな素晴らしい海を目の前に、お友達に祝ってもらうお誕生日会。
きっと忘れられないものになるだろうなと思います。
早く皆に会いたいな!!!
日本では出来ない体験が沢山詰まったオーストラリアに、早く行ける日が来ます様に。
TAKEOFF Gold Coast
Hitomi
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- 2021/02/24
- Hitomi MATSUNO
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オーストラリアの習い事
こんにちは。 TAKEOFF Gold Coast 日本スタッフHitomiです
オーストラリアのサッカー留学について、今回はNPL(ナショナルプレミアリーグ)に挑戦した時の事をお伝えしていきます。
今年も2月にサッカーシーズンが始まり、息子が1年目に在籍していたRobina City Soccer Clubでも、今期は各年齢で100人を超えるプレイヤーが加入し練習に励んでいると聞き、オーストラリアでもサッカーが人気なんだなと思いました。
オーストラリアは9月でシーズンが終了すると以前お伝えしましたが、オフシーズンのトレーニングを定期的に開催するクラブもあります。他クラブから移籍を考えている子たちも自由に参加出来ますし、もう一つ上のリーグを目指す子達は、そのクラブチームの練習に参加する時期になります。
当時息子は、もう少しステップアップしたい気持ちで、NPL(National premium League)2部リーグチームの強化トレーニングに参加し、トライアウトを受けていきました。(ゴールドコーストにはNPLのチームは2チームしかありません)
NPLリーグともなると、トライアウトに1ヶ月程の時間を掛けられます(毎週1回、計4回)。
トライアウト中の 練習内容も非常にオーガナイズされたもので、Stateリーグでの練習内容とは違った、とても緊張感のあるものでした。毎回トライアウトに参加する度にコーチがチーム分けして練習をしていくのですが、素人から見ても明らかに選手を選別したチーム分けをしていて、今自分がどのレベルにいるのか、息子が一喜一憂していたのを覚えています。
トライアウトが終了し、各学年20人程の選手が選ばれます。本当に優れた選手は、トライアウト終了前からコーチから合格の通知を受け取っていました。
結果として息子はトレーニング生での合格となりました。そのチームには入れないけど、同じ様に練習に参加出来、万が一欠員が出た場合、もう一度チャンスが回ってくるかもしれないという位置付けです。
彼が望む結果ではなかったのでとても残念な結果でしたが、諦めず直にもう一つのNPLのチームであるGold Coask Knightsのトライアウトに参加し、そちらのチームでは合格をもらう事が出来ました。
写真は、ユニフォーム授与式での1枚です。先ず初めに今シーズンの1Stチームの選手の発表があり、今期のユニフォームを身に纏った選手達が登場しました。クラブハウスに集まった人々は皆大興奮で、選手達は拍手喝采で出迎えられました。
そしてAge毎に、背番号の着いた自分のユニフォームをコーチから授与されるという、これまた歓喜溢れるセレモニーとなりました。
サッカー好きならこちらのユニフォームをみて、え?クロアチア代表?と思われたかもしれませんが、Gold Coast Knightsはクロアチア系オーストラリア人が支援するクラブで、歴代のユニフォームはクロアチアに由来するものとなっています。(さすが移民の国!)赤いユニフォームがホーム用で、その他に黒ベースのAway用、襟付きの3rdのユニフォームまでありました。
少し話は戻りますが、クラブより合格の通知を貰い実際にクラブチームに出向き、契約書にサインする日がありました。その規約は事前に渡され目を通しておく必要があったのですが、内容としては
意欲的に練習に参加する事、その為に親のサポートも必要である等のコミットメントを要求されるものから、クラブ内でのいじめ、人種差別、ドーピングに関するポリシー等、事細かに書かれている書類でした。
そしてそれに、選手本人がコーチの目の前でサインをするという、当時8歳だった息子はとっても緊張していましたが、その光景がなんともオーストラリアらしいというか、子供を子供扱いしない、皆平等である、本物を見せる、教えるという考え方がとても印象的でした。
初めて経験した1Stチームの選手とのWalk Outでは、皆目を輝かせていました!
対戦チームの中に日本人選手がいて、いつかは僕もこんな風になれたらと、息子の夢が更に膨らんだのは間違いありません。
今現在、日本でサッカーの練習に励んでいる息子ですが、オーストラリア時代とは違い練習は年間を通じてあります。シーズンオフだから練習は暫く休みね!の考え方は日本では基本的にはない様です。
何事においても、オンとオフがはっきりしているオーストラリアでの生活に慣れすぎていて、最初は、いつ休めるの?、いつ旅行に行けるの?と思っていましたが、、、
Soccer is our lifeと豪語するオージーのママ友が、体を休める事は大事だけど、何のスポーツでも真剣に取り組んでいるなら、毎日練習した方が良い!シーズンオフなんて要らないわ!日本はラッキーよ!と言われ、その通りだなと思いました。
また、オーストラリアでサッカーをプレイ出来る日迄、今は日々の練習を大切にしていきたいと親子共々思っております。
Hitomi
TAKEOFF Gold Coast
留学に関するお問い合わせはhttps://takeoffgoldcoast.com/contact/
- 2021/02/10
- Hitomi MATSUNO
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オーストラリアの習い事
皆さん、こんにちは。 TAKEOFF Gold Coastの日本在住スタッフHitomiです。
オーストラリアといえばスポーツ大国! テニス、サーフィン、水泳、ラグビー、ゴルフ、クリケット等、様々な有名スポーツがある中で、オーストラリアの子供の習い事で一番人気は水泳、続いて二番目に人気なスポーツは、実はサッカーなんだそうです。
冬のスポーツとして捉えられているサッカーですが、オーストラリアでは2月よりシーズンが始まります。(リーグによって多少の前後はありますが2月から9月までがシーズン)
勿論本気でサッカー留学を考えている人なら、本場スペイン、ドイツ、イタリア、イギリス、ブラジル等を思い浮かべるかもしれませんが、日本のアジア最大の強豪国、ライバル国はそう!オーストラリアです。
近年オーストラリアにサッカー留学する人も増えているんです!
英語を学びながら、サッカーが出来る!
いや、サッカーに挑戦しつつ、英語を学ぶ! どちらでもOKですが笑
日本のクラブチームも経験した上で、サッカーママとして
今更ながら、本当に最高な環境がオーストラリアには揃っていると思います。
熱く語ると長くなりそうですが、、、
オーストラリアのリーグは大きく分けてこの様な構成になっています。
1部 Aリーグ(A-League)
2部 NPL(National premium League)
3部 州リーグ(State League)
Aリーグといえば、三浦カズ選手(シドニーFC)、小野伸二選手(ウエスタン・シドニー・ワンダラーズ)そして2018/19までメルボルン・Vで活躍された本田圭佑選手が、記憶に新しいのではないでしょうか。日本でいうJ1と同じくプロリーグになります。
NPL(いわゆるセミプロリーグ)でも、チームに所属する為にはトライアウトに挑戦しなくてはならないので、Under8より(7歳から8歳)選抜された選手のみが登録出来る事になります。
州リーグでは、Under6(5歳から6歳)より年齢別に誰でも登録する事が出来、選抜組など、それぞれチーム内でメンバーが組まれていくかと思います。
さて、息子はというと、5歳で初めて学校のアフタースクールアクティビティでサッカーを始めて以来、その楽しさを知り、『クラブチームにちゃんと入って試合に出てみたい!』という思いから、どのチームが良いのか検討していたのですが、長く続くかも正直分からなかったので、まずは通い易いクラブチームが良いのでは?というアドバイスを元に、地元のRobina City Soccer Clubという州リーグに所属するチームに登録をしました。
Registration(チーム登録)は1月初めから案内が始まり、1月末の締め切り日迄にシーズン中のFee(いわゆる月謝)を一括で支払って登録完了となります。
気になるFeeはシーズンで300ドルから500ドル程(年齢による)。練習は平日の夕方に2回、毎週土曜日は試合です。シーズン期間は8ヶ月ですので、日本でやるより安いのではないかと思います。
さて、息子と共にクラブチームに出向き、オンラインで登録を済ませ、お金も支払い手続き完了。あとはチーム指定のユニフォームとソックスをクラブ内で購入して、2月のシーズン開始を待ちます。
初めてのサッカーチームのユニフォームを手に入れ、待ちきれないと言わんばかりに興奮した顔は、今でも忘れる事が出来ません!
初めてのチームメイとは国籍も様々で、オーストラリア、中東、南米、アジア、欧州などのバックグラウンドを持っている子達でした! 特に南米出身のご両親達は、熱の入り方も違いましたね!
オーストラリアのサッカークラブは、自身のグラウンドを持っていないと、そもそもクラブ経営が出来ないそうで、整備された綺麗な天然芝のグラウンドを持ち、日が暮れればナイター用の灯りが付き、親はクラブハウスでドリンクや軽食を楽しみながらサッカー観戦が出来ました。
日本でプレイする今、オーストラリアではとてもとても恵まれた環境で練習や試合をさせてもらっていた事を痛感しています。いや、それは設備だけの話ではなく、移民の多いオーストラリアだからこその、サッカー体験がありました。
『ママ、イタリア人コーチの英語はちょっと聞き取り辛いんだけど、ユベントスの話を聞けて面白かったよ』
『チリ人のコーチは僕の事を”ジョウタロウ”じゃなくて、”ホタロウ”って言うんだ、どうしてか聞いたら、”Jo”は、”ホ”と発音するからだって』
『日本人のコーチは、どうして僕がゴールをミスするのか、ビデオを撮って後て解説してくれるんだよ』
『今日のビーチでの練習はとっても暑かったけど、ゴールを決めたら海に飛び込んでも良かったし、いつもラテンの音楽が掛かってるから、ゴール決めたらみんなで踊ったんだよ!』と、
クラブチーム以外で出会ったブラジル人コーチ、日本人コーチ、イタリア人コーチ、息子が本当に大好きだったチリ人のコーチ等、色んな国のサッカーを教えてもらい、その違いに気付き喜び踊った経験は、今となっては彼の人生の中でとっても貴重なものになっているに違いありません!
サッカー楽しい〜!!!を体で覚えさせてもらった、そんなサッカー生活であったと思います。
そして、サッカー生活3年目の年に、リーグを一つ上げて、NPLのトライアウトに挑戦しました。
NPLでのサッカーは、また一味違ったプロ意識なるものが、クラブ、コーチ、チームメイトの中にありました。
そのお話はまた次回に書こうと思います!
名古屋はまだ緊急事態宣言が発令されている最中で、サッカーも公式戦はまたしても全てキャンセルとなりました。感染者数は減少傾向にある様ですが、引き続き皆様も、お体ご自愛くださいませ。
TAKEOFF Gold Coast
日本スタッフひとみ
- 2021/01/27
- Hitomi MATSUNO
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ゴールドコーストの学校生活
皆さん、こんにちは。 TAKEOFF Gold Coast 日本スタッフのHitomi です。
今週末は雪の予報の名古屋ですが、オーストラリアから届く写真は真夏の眩しい太陽に青い空!!
名古屋にいたら、全く想像がつかない〜!
そうなんです、やっぱり行かないと分からない事が沢山あるんですよね。
あのどこ迄も続く青い空、カラッとした空気、そこにいるだけでハッピーな気持ちになる!
そんな環境がGold Coastにはあります。
さて、そんなオーストラリアでは長い夏休みも終え、新学期がスタートし始めましたね(学校によっては明日から新学期スタートの学校も!)
名古屋市の小学校では、ざっくり言ったら今年の冬休みは2週間弱
オーストラリアの小学校は2ヶ月弱と、かなりの違いがありますね。
どちらが良いかは人それぞれといったところでしょうか。
今回は、私が感じたオーストラリアと日本の小学校の違いで驚いた事をお伝えしてみたいと思います。
まず、オーストラリアの新学期スタートは1月末。
Term1からTerm4までの4学期制。大まかに言うと、10週間学校に行き、タームの間には2〜3週間のお休みがあり、Term4の後には2ヶ月程の長い夏休みが待っています。
日本の3学期制とは新学期のスタート時期がずれる為、日本でその学年を終えてから渡豪する事を優先すると、オーストラリアのTerm2(4月)からスタートになり、
オーストラリアの新学期(1月)に焦点を合わせるなら、日本の学校を12月で辞めてくる事になります。
我が家はオーストラリアの新学期からスタートさせたいと思い1月に渡豪しました。
殆どの学校で、1週間程前にオリエンテーションが学校で開催され、ユニフォームの購入、新しい先生との面会、教室に入る事も出来ますし、放課後のアクティビティを選び加入する手続きや、今後授業で必要なノート等の受け取りをする事が出来ます。
オリエンテーションと言っても、日本で想像するような堅苦しい雰囲気ではなく、皆とってもカジュアルな装いで来て、学校が用意してくれるバーベキューや、マフィン、コーヒーを楽しみながら行われます。
コーヒー片手に、親御さんも教室に入ってきますから、いや、なんなら先生だってコーヒー片手にオリエンテーションを進める事もありますし、当初の私には軽いカルチャーショックでしたね。
もしもGold Coastの学校に行く事を決め、新学期からスタートする事を決めたなら、是非オリエンテーションDayに間に合う様に渡豪されるのをお薦めします。
どんなクラスメイトがいるかな?、先生はどんな人?どんな雰囲気の教室?少しでも分かっていた方が当日緊張し過ぎずに済むかなと思います。
当時の息子の教室には、ソファ、カウンターコーナーに用意された背の高い椅子、ビーズのふわふわの大きなクッション、明らかに生徒の数よりも少ない小さな椅子とテーブル、こんなセッティングの教室に初めて行ったら、え???どこに座ったら良いの?本当にここは教室?なんて思うかもしれません笑。
実を言うと、私たちはこのオリエンテーションDayに参加せずに初日を迎えましたので、当日は教室を探すのも一苦労、車をどこに止めたら良いのかも分からない、日本の学校の様に、初日は始業式があるの?そう言えば時間割をもらってないけど今日は何をやるの?と不安だらけ。
前日に、オーストラリアの学校はきっと楽しいよと気分だけ盛り上げておきましたが笑、不安たっぷりの私の雰囲気が子供に伝わったのか、『学校行きたくない』と息子に言われてしまい、更にてんぱる私でした。
こんなに大きなリュックを背負っていますが、中身はお弁当と水筒だけです!日本の様に、お道具箱を用意したり毎回重たい教科書を持ち帰る事も、低学年のうちは殆どありません。
オーストラリアの学校では、大げさに言ったら、教科書より帽子の方が大事かもしれません笑
この帽子を忘れると、外に出る事が許可されません。体育も見学でした。日差しの強いオーストラリアでは、サンスクリーンも常に教室にあり、自由に塗る事が出来ました。
入学当初、こんな感じで斜め掛けして水筒を持って行きましたが↓(日本の小学生に良く見かけますよね!?)でもオーストラリアには、こんな子いませんでした笑。
さてこんなスタートで、我が子達はオーストラリアでの小学校生活が始まったわけですが、日本の様に始業式の様なセレモニーはありません。もちろん初日に先生と写真を撮ったり、アクティビティが多めではありましたが、それが終われば普通に授業が行われていました。
毎週月曜日は3学年合同で行われる朝礼(assembly)があり、こういった行事も親が気軽に学校に出向いて参加する事が出来ます。(現在はコロナの関係で親も学校に気軽に入って行けません)
最初の頃は、いったい子供達がどんな学校生活を送っているのだろうと知りたくて、私も学校に行っては色々な行事に参加しました。
Assemblyではいわゆる校歌を歌う時間もありますが、歌詞を渡される訳でもなく、歌って覚えよう!といったノリでした。音楽の先生がギターを引き歌うのですが、ギターも上手、歌声も素敵!!
スタンドマイクで先生は熱唱!それはそれは、子供だって踊りたくなります笑。人差し指を上にあげて元気よく行こう!そんな笑顔溢れる朝礼でした。
日本の小学校の朝礼にも参加させてもらった事がありますが、基本的にはKeep silenceですから真逆ですね。
そして最後にもう一点、驚いた事を書いて締めくくろうと思います。
オーストラリアの学校内にはタックショップ(日本で言う購買)があり、ランチを当日買う事も出来ますし、休み時間にドリンクやスナックを買って楽しむ事も出来ます。
タックショップ横にはカフェが併設されている学校も多く、親も利用する事が出来ます。私も時々コーヒーを買って帰りました。こんな雰囲気は日本なら大学構内を想像するかもしれませんね。
学校にも慣れお友達も出来始めた頃になると、息子が、早く学校に行こうよ!だってねホットチョコレートを飲みながら、お友達と遊ぶ約束をしたんだ!と言ってきました。
それから時々、1ドル50セントを握りしめ、朝早くに学校のタックショップに行き
マシュマロ付きのホットチョコレートを手にしながら、朝のチャイムが鳴る迄、お友達との時間を楽しんでいました。
『座って飲みなさい!』『カフェで飲み終えてから教室に行ったらどう?』と言う私に、
息子は、『教室に入る前に飲み終えて、ちゃんとゴミ箱に捨てれば問題ないんだよ!』とすっかりその国の
ルールにとけ込んでいる様でした。
校内は自然豊かで、アヒルの赤ちゃんがお母さんアヒルの後に続いて校内を歩いていたり、今朝はグラウンドの奥でワラビーを見たわよと先生が教えてくれたり、(はたまた蛇を踏んじゃったの〜と聞いた事もありますが)日本では、なかなか味わえない経験をさせてもらえた事に、今振り返れば、感謝で一杯です。
移民国家であるオーストラリアで、沢山の人や文化に触れ、様々な経験をする事が出来るのは、子供達にとって、英語はもとより、今後の人生に大きな財産となって残ってくれると信じています。
戦うのは、隣の席の子ではない、世界はもっと広いよ!と、オーストラリアにいる時に、いつも感じていました。
コロナが落ち着いて、また世界を見て感じる事が出来る日が来たら、やっぱりGold Coastに真っ先に行きたいと思う位、魅力溢れる町です!
そんな日が来る迄、健康には気をつけて、コロナ感染対策もしっかりとして行きたいと思います!
皆様もご自愛くださいませ!それではまた!