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スタッフブログ

国境再開後の、オーストラリア出発準備と注意事項

  • 2022/03/09
  • Hitomi MATSUNO
  • ゴールドコーストの学校生活,短期留学プログラム

皆さんこんにちは

TAKAOFF Gold Coast 日本在住スタッフHitomiです

 

今月5日に東海地方は『春一番』が吹いたと発表されましたが、今日は寒の戻り、冷たい風が吹いていますね。

春休み短期留学プログラムの出発を3月19日に控え、まだ収まりを見せないコロナ禍の中で、参加者の皆さんと無事に日本を出発するべく、私自身も日々感染予防には十分に気を付けております。

 

先日、一足先に、中学3年生の生徒さんが渡豪しました!

豪雨が続いていたゴールドコーストですが、3月7日の通学初日は青い空!ホストファーザーに見送られ3週間の留学生活を無事スタートさせました。

短期留学プログラムでいつもお世話になっている現地校においても、実に2年3ヶ月ぶりのインターナショナル生の受け入れとなったそうです。

国境再開間もないこの時期に、一人で飛行機に乗り、シドニーで国内線に乗り換え、ゴールドコーストに辿り着いた中学3年生のKさん、オーストラリアという異国の地を『自分の目で見て、何を感じ、何を考えるか』

3週間後に体験談をお伺いするのが楽しみです。

 

 

—————————–今後の渡豪準備について(最終更新日 2022年3月8日)—————————

新型コロナウイルス感染症の影響下における渡豪準備に関して必ず実施しておく事、また親子留学のお母様向けに、何を準備した方が良いかをプラスしてお伝えさせて頂きます。

 

 

1、ETA(観光ビザ)の申請をETAアプリから完了させる。

アプリはiPhone用と、Android用が用意されています。それぞれApple Storeや、Google Playから入手出来ます。

一度申請すると1年間有効で1回の滞在は最長3ヶ月となっています。申請料は20ドル、クレジットカード払いのみとなります。

アプリ内は全て英語になりますので、必要に応じてこちらのページも参考にされてみてください。

ETA日本語ページ

 

 

 

2、ETAの申請完了後、DPD(Digital Passenger Declaration)の登録

DPDは航空機出発予定時刻の7日前から記入可能で、72時間前までに記入する必要があります。

出発72時間以内のPCR陰性証明又は24時間以内のRAT陰性証明を取得した時点で全ての登録が完了する事になります。

WEB 申請は 2022 年 2 月 15 日 8:00JST より開始

 

モバイルアプリ申請は 2022 年 3 月 1 日より開始  (Apple Store)

入力する内容は大まかに下記の通りです。

  • フライト番号
  • 有効なパスポートの詳細
  • 過去14日間の渡航歴
  • ワクチン接種証明のアップロード
  • オーストラリアでの連絡先、渡航先の詳細
  • ワクチン接種の状況について罰則を伴う法的拘束力があることの承認
  • 陰性証明書のアップロード(取得後すぐにアップロードします)

 

少し複雑に聞こえますが

まずはアカウントを作成、わかる項目に関しては事前申告を済ませておき、陰性証明書を取得したら直ぐにアップロードと覚えておきましょう。

*16 歳以下のお客様は、同伴する保護者が代理で申請をする必要があります。(ご家族連れの場合でも全員分の申請が必要)

申請結果は出発時刻 72 時間前以降に確定します。

 

 

3、海外渡航用、英文のワクチン証明書の取得(ワクチン接種証明書)

こちらも現在は新型コロナワクチン接種証明書アプリによって管理し持ち歩くことが出きます。

iPhone用

Android用

4、出発前72時間以内のPCR検査の陰性証明書、又は出発24時間以内に医療機関で実施した抗原検査の陰性証明書(いずれも英文)の取得

オーストラリア指定のフォーマットはありません。但し検査機関で発行される証明書の必須記載事項は

  • 旅行者の氏名
  • 生年月日  (生年月日の記載がない場合、検査を受けた際の年齢、又はパスポート番号の記載があれば可)
  • 検査結果      (例 Negative  ,  not detected )
  • 実施した検査方法  (例 PCR test ,   RP-PCR test, LAMP,   TMA )
  • 検査実施機関の名称 (laboratory, clinic, facility)と住所
  • 検体採取日(RATの場合は時刻も)
  • 検査のブランドとメーカー(RATの場合)
  • 検査は医療従事者(薬剤師、開業医、看護師、病理学者、空港検査場の訓練を受けた職員など)が行うか、その監督の元で行われたか(RATの場合)

もし内容に不備があった場合は航空機への搭乗ができません。検査機関にこの情報が含まれているかを必ず確認し、英語(または日英併記)のものを用意しましょう。

 

 

 

 

5、抗原検査キット購入、持参

オーストラリアに入国した人は、到着後24時間以内に抗原検査を行わなくてはなりません。

素早く検査を完了させる為にも、日本から最低一つ(参加人数分)の抗原検査キットを購入し持参して下さい。

楽天、Amazon等で購入可能です。

さあ、ここまで準備が完了していたら、飛行機に乗って隔離のないオーストラリアへ降り立つだけです!


最後に、親子留学をされるお母様向けに、もう少しだけ日本で準備しておいた方が良い項目をご紹介します。

●レンタカーの事前予約

ゴールドコースト空港内Europcar

お子様が現地校に通われる際に、お母様が送迎をされる場合はレンタカーが必須となります。事前の予約をお勧め致します。(弊社でも事前予約を受け賜る事が出来ます)

国外免許証の交付申請

各都道府県警察署の運転免許課や運転免許センター、運転免許試験場などで申請します。警察署で発行を受ける場合には、発行に2週間程度かかる場合がありますので、注意してください。

お車をレンタルされる際に、日本の免許証+国外免許証+日本のクレジットカードがカウンターで必要になります。お忘れなく持参ください。

●海外旅行者保険の加入

新型コロナウイルス感染症拡大の影響下での渡豪においては、海外旅行者保険加入の重要性・必要性が高まっています。渡豪前のご加入をお願い致します。

海外旅行保険付帯のクレジットカードをお持ちのお客様は、

  • 付帯条件の確認をする「自動付帯」もしくは「利用付帯」の2種類あります。
  • 海外旅行保険を利用するときは、補償の付帯条件や内容、トラブル時のサポート、家族の補償などに注意
  • 不足している補償内容は、保険会社のオーダーメイドプランを利用すると補うことが可能

お子様の補償が付帯条件に当てはまっているか、お持ちのクレジットカード会社に必ず補償範囲のご確認をお願い致します。

 

 

 

●お子様が食べ慣れている食材

オーストラリア到着後、お子様は直ぐに通学が始まります。いつもと違う食材が並ぶスーパーを目の前に、どんなランチを作ればいいの??と戸惑うかもしれません。よって、食べ慣れている加工食品などありましたら数日分持参するのも良いかと思います。

オーストラリア持ち込みに関しての注意点

スクールランチの中身はもちろん自由です。しかし所謂日本のお弁当よりも、もっとカジュアルです。

モーニングティ用の(ランチ前のショートブレイク)フルーツ、シリアルバーやスナック。お昼に食べる簡単なサンドウィッチや、ラップサンド。教室の外で食べる子も多いので、日本人からしたら、ピクニックの時に用意するお弁当!くらいに思っていたら良いかもしれません。

校内にあるCanteen(日本の学食)で事前オーダーもしくは当日購入する事も出きます。手巻き寿司もあったりするので慣れてきたら、キャンティーンで購入するのも楽しみの一つですね。

 

 

 

 

●お子様の常備薬

万が一の為に、お子様が飲み慣れたお薬があったら持参をお勧め致します。

 

 

TAKEOFF Gold Coast

日本在住スタッフ Hitomi

 

 

2022年春休み、ゴールデンウイーク、夏休みの短期留学をご希望の場合は、ぜひ無料の個別カウンセリングをお申し込みください。

2年ぶりにオーストラリアへ!!

  • 2022/03/02
  • Hitomi MATSUNO
  • 短期留学プログラム

皆さん、こんにちは

TAKEOFF Gold Coast 日本在住スタッフHitomiです。

ブログの更新が滞っておりましたが、水面下では着々とオーストラリア渡豪へ向けて動いておりましたよ。

近況報告も含め、今回はこのブログを書いています!

 

忘れもしない2020年3月

新型コロナウイルスの影響を受け、オーストラリアは突如国境を閉鎖し、世界的に見ても最も厳しいレベルの渡航制限で感染を防いで来ました。多くの外国人にとってはオーストラリアの家族や友人に会えない状況が長く続いておりました。

毎日の様に会っていた友人に、ある日を境にいつ会えるか分からなくなる。今まで見ていたあの青い空が、突然見えなくなって、名古屋の空を見上げては涙が流れてしまう、今までの人生で経験したことの無いやり場のない虚しさをこの2年ずっと感じて来ました。

 

暫く見られなくなってしまうかもと、大好きなビーチを目に焼き付けに行き、またコロナが落ち着いたら直ぐに帰って来るからねと見送ってもらったあの日を思い出すだけで、涙腺が崩壊してしまいます。なんだか大袈裟に聞こえるかもしれませんが、こうして思い出しながらブログを書いている最中にも、涙が止まりません笑。

 

予期せぬ帰国

2020年に日本に帰国した時、息子は8歳、娘は6歳。オーストラリアでの学校生活も安定し、サッカーにダンスにと好きなものに熱中し、生活を楽しんでいた矢先の突然の帰国でした。

帰国後の子供たちの生活は、それまでとは突如一変したわけですが、それでも目の前にある日常を必死で送らねばならず、彼らも地元の小学校に真新しいランドセルを背負って、元気に通い始めました。が、特に娘は泣きながら学校から帰って来ては『オーストラリアに帰りたい。今すぐ飛行機に乗ってオーストラリアに帰りたい、ママ、今直ぐ飛行機に乗せて欲しい』と泣きじゃくる日々でした。今はどうする事も出来ないんだよ、もう少しの辛抱だからと、無力さを感じながら声を掛けるしかありませんでした。

 

あれから早2年、子供の成長

洋服のサイズがそれぞれ20センチもアップしました。歯も抜け替わり、すっかり英語も忘れ?(二人ともキープする努力は頑張っています)日本語も達者になりました。

息子は地元のサッカークラブでとても素敵な仲間に出会う事が出来ましたし、娘もHip Hopのダンスレッスンを楽しんでいます。住居の関係で、またしても昨年の4月から新しい学区の小学校に通っている我が子達ですが、どう転んだとしても、今ある環境に感謝し、そこで巡り会えたご縁を大切にしながら人生を楽しむ事!

泣いた分は、強さになるんだよ!、そう言い聞かせながらも、逞しく成長していってくれている我が子を見て、私自身の学びにもなっています。

このようなパンデミックが、これから先そうは無いであろう事を祈りますが、二人を強く逞しくさせた2年間であったと、今はそう思います。

 

 

2022年2月21日 オーストラリア 全世界からの渡航者受け入れ再開

『オーストラリアは、世界中からの観光客やビジネス出張者を歓迎します!』この発表を目にした時、もちろんいつかは国境が開き、形が変わったとしてもまた行きたい場所に行ける日が来るだろうと、誰もが分かっていた事だと思いますが、私自身の感情として『待ってました!』というより、『え?開いたの?』と戸惑いと不安の感情の方が先でした。

そんな感情を他所に、オーストラリア国境再開のニュースが発表されると、今か今かと待ち侘びていた留学希望の学生さん、家族移住が夢だったご家族からのお問合せも日を追うごとに増え、既に渡豪し、現地の学校に通い生活をスタートさせています!

 

パンデミックからエンデミックへ

社会をどのように通常の生活に戻していくか、各国で出口戦略が議論され、日本でもこれまで敷かれていた海外出入国についての規制が緩和され、この3月1日からオーストラリアより帰国した際に、空港でのPCR検査を実施後、陰性であれば自宅に戻ることが出来る様になりました。

 

日々目紛しく情報がアップデートされる中、本当に安心して生徒さんがオーストラリアで学べるのだろうかと、実際に今回私自身も渡豪するにあたり、皆さんと同じ様に感じる不安を一つ一つ明確にしていきました。

何事も、不透明な事は、不安でしかありません。渡豪に際して必要な手順のフローも出来上がり、様々な情報を得る度に、世界は動き始めている、私も動き始めなきゃ!と感じる今日この頃です。

 

『ゴールドコースト現地校短期留学プログラム』

通年開催されております春休み『ゴールドコースト現地校短期留学プログラム』も、個別での対応となっておりますが、3月19日(土)羽田発→4月4日(月)日本帰国の日程で開催致します。

親子留学のご家族様、元気な高校生の皆さんをお連れして、私自身も2年ぶりのオーストラリアに向かいます!

 

今回のプログラムでも、沢山の笑顔に逢えます様に、お手伝いさせて頂きます!

 

 

日程が迫って来てはおりますが、飛行機の手配が出来ればプログラムにはご参加頂けますので、ご検討されていらしゃる方、まだ悩まれていらっしゃる方も、一度お気軽にお問合せくださいませ。

 

TAKEOFF Gold Coast

日本在住スタッフHitomi

 

2022年春休み、ゴールデンウイーク、夏休みの短期留学をご希望の場合は、ぜひ無料の個別カウンセリングをお申し込みください。

オーストラリア留学・移住前に日本で準備しておきたい事

  • 2021/10/29
  • Hitomi MATSUNO
  • 長期親子留学

皆さんこんにちは

TAKEOFF Gold Coast 日本在住スタッフのHitomiです。

弊社代表のブログでもありましたが、オーストラリア国境再開の見通しも徐々にではありますが、現実味のあるものとなってきました。それに伴い留学に関するお問い合わせも多く頂く様になりました。

 

==納得するまで情報を集める。些細な事も今の時期だからプロに聞いておく!==

 

まだまだ留学を迷っている、コロナの中での留学に不安を感じている、実際の現地でのコロナの状況は?等

今まで心配する必要のなかった事柄が、留学を不安にさせている一因でもあると思います。

しかしながら

『やっぱり今この時しかない!』『あの時行ったから今の自分があると思いたい!』『どうしても夢が諦めきれない!』そんなお客様の大切な夢や希望を実現させるべく、Withコロナの中で『今出来る留学!』をご提案したいと考えています。

少しでもオーストラリアの事、ゴールドコーストの事、海外での子育ての事など、気になる事がありましたら、まずはお気軽にお問合せください。

 

 

–2022年4月以降の長期留学を検討されている方が、今から日本で準備をしておくと良い事–

 

子供の予防接種のスケジュールを今一度チェックしておく

親子留学の場合、お子様の年齢にもよりますが、日本で受けれる予防接種は完了しておきたい

母子手帳の予防接種欄のコピーを持参する お子様がKindyに入園の際には接種履歴が必要とされます

 

ご自身の健康診断を早めに済ませる

思いもよらず再検査になった場合などを考慮して、早めにスケジューリングしておく

治療は何かと日本の方が安心ですよね

 

歯科検診、治療をお忘れなく

ビザ取得時に加入する学生保険(OSHC・OVHC)は歯科治療は保障外、治療費は高額になります

歯科検診は、渡豪する家族全員受けられることをお薦めします

 

パスポートの有効期限のチェック

ビザ申請時に6ヶ月以上の有効期限がある事

更新できるタイミングは、有効期限が1年未満になった時から可能です。残存期間に余裕がない場合は、渡航前に更新の検討をお薦めします。オーストラリア滞在中にパスポートの更新が必要となった場合、ブリスベンにある日本大使館にて更新手続きが可能です(申請時と、受取時にゴールドコーストとブリスベン間を2往復するのは中々の長距離運転です)

 

運転免許証の更新手続き 

オーストラリア滞在中に日本の運転免許証の更新日を迎え、さらに6ヶ月以上更新手続きが出来ないとわかっている場合は、更新期間前の手続きをしておきましょう

 

国際免許証の取得

オーストラリア到着後に、運転免許証の書き換えを行います

日本で取得した国際免許証を翻訳家(Natty)に翻訳してもらい、オーストラリアの運転免許証を取得する際に必要書類として使用します

お住まいの地域の運転免許センター、警察署の運転免許課などで国際免許証を発行しておきましょう

 

出来る限り節約、貯金をしておく

海外での思わぬ出費に備えて!多ければ多いほど、安定剤になります!

 

英語力をUPさせておく

生活の中で学んでいく英語も当然ありますが、最初に生活をスタートさせるにあたり英語力があるに越した事はありません

銀行、不動産屋とのやり取り、子供の学校、ママ友との会話、到着したら一気に英語の世界に突入です

 

海外転出届の提出に関してメリット、デメリットを検討しておく

渡航日の2週間前から市役所で提出が可能となる書類ですが、海外転居届を出す=住民票を抜くという事なので、国民年金、国民保険、住民税の支払いに関係してきます

それぞれメリット、デメリットがありますので、家族で検討されてみてください

 

クレジットカード

オーストラリアはクレジットカードはVISAかマスターが主流です。JCB、ダイナースは使えるところがありません(アメックスは使用出来るお店もあります)

 

変換プラグ

日本製の携帯やPCの充電機を使うには、O型の変換プラグが必要です(変圧器が必要でない電化製品の場合) 到着してから電気屋に買いに行くより、直ぐに携帯を充電出来る様に変換プラグを何個か持参しましょう。ネットで300円弱で購入可能です

 

●海外用ワクチンパスポートの申請

海外に渡航する方が入国先で隔離などの防疫措置の軽減を受けられる様にするための証明書です

お住まいの自治体に申請することで発行を受ける事ができます

今のところ発行に1週間から10日程の様ですが、ワクチンパスポートに関しては情報が随時更新されていくかと思いますので、自治体にその都度確認をしてください

 

日本から持っていくものリストを自分用、家族用で作成してみる

日本でしか買う事が出来ない愛用品、子供は絶対にこれがないとダメ!等、こだわりの品があったら、まずはリストを作成し、買い揃えておく。コンタクトレンズ、メガネの予備など。

ダイソーがありますが、2.8ドルショップと、割高です

 

番外編として

●サランラップ(個人的なお薦め)

え?と思われたかもしれませんが、現地のサランラップを使用すると、きっとイラッとすると思います!日本のサランラップが恋しくなること間違いなしなので、数本持参されると便利かもしれません

 

 

=オンラインでビザを申請するところまで進められる=

今現在、オーストラリアの国境は閉鎖していますが、来月11月より、オーストラリア国民と、永住権保持者の海外旅行が再開になり、2022ねんにはオーストラリアに留学生(学生VISA保持者)が戻ってくる事を見込んだ経済計画が各州から発表されています。

今回、日本で準備しておきたい事として記述させて頂きましたが、ビザの申請、現地学校の入学手続きに関しては、申請をするところまでは随時進める事が出来ている状況です!

来年の4月はまだまだ時間があるなと私自身も感じておりましたが、数えてみたら後6ヶ月、これから年末年始を迎え、3月には日本の学校は学期末、4月に仮に出発する事が可能になったのなら、本当にあっという間の6ヶ月になることが予測されます。

住居を決める、車の購入、子供の習い事はどうする?などなど、決めなくてはいけない事が盛り沢山ですね。 現地に到着されてから、スムーズに生活がスタート出来るように、弊社もお手伝いさせていただく日が来ることを心待ちにしております。

 

=全ては素敵な滞在となる為に=

日本は、日に日に寒さが増してきましたが、オーストラリア、ゴールドコーストはこれから夏に突入していきます。気候的にも1年を通じて本当に過ごし易く、美しい大自然に囲まれながら、ゆったりと流れる時間の中で送る生活に、日本とは違う心地良さを感じる事と思います。

留学、移住は山あり谷あり、ましてやWithコロナでのそれは誰もが経験した事のないものになりますが、

さあ皆さん!オーストラリアでの生活も、いよいよ現実味を帯びてきましたよ!

 

最後に、現地の写真をご紹介して、また次の記事でお会いします。

(本当にコアラが出現します、運転には気をつけて!)

(これもよく見られる光景)

(毎週末、どこかで朝市が行われています)

(新鮮なお野菜、果物からお花まで、見ているだけでも楽しいです)

(オレンジまる絞り、かわいいフラミンゴのストローで)

(オージー英語、聞き取れるかな?)

 

TAKEOFF Gold Coast

日本在住スタッフHitomi

 

 

 

 

 

 

長期留学するならホームステイ派? 学生寮派?

  • 2021/09/17
  • Hitomi MATSUNO

ご無沙汰しております、TAKEOFF Gold Coast 日本在住スタッフのHitomiです。

日本では、緊急事態宣言が9月末迄延長され、引き続き感染防止を心掛ける日々かと思います。

 

オーストラリアも未だ国境は閉鎖されたまま、ロックダウン中の州もある中で、留学再開のはっきりとした期日の見通しは不明な状況ではありますが、少しずつコロナ対策の出口戦略として、明るいニュースを聞く様になりました。

 

オーストラリア国民ワクチン接種率が80%を達成する事によって、学生ビザ、ビジネスビザを今現在保持している者の入国上限の増加を認めて行く、また、渡航者に義務づけられている14日間の隔離措置を年内にも撤廃するという案も発表されました。

 

新規で学生ビザを取得する方の入国枠は、もう少し先になるかと思いますが、ワクチン接種が進む事で先が見え始めてきました。

 

さて、長期で留学する場合、どんな形で現地に滞在するのか先ず決めて行く事になります。

親子留学ならコンドミニアム、賃貸住居、単独での滞在であれば、学生寮やホームステイ等、様々な選択肢がありますが、今回は、ホームステイを選択した場合、実際にどのような雰囲気、環境の中で生活をしていく事になるのか、今迄お客様に滞在して頂いたお家の雰囲気をご覧頂けたらと思います。

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TAKEOFF Gold Cosatが所在しますGold Coastは、クイーンズランドの南東に位置し、オーストラリアの中でも最大のビーチリゾートです。ビーチフロントのお家もとっても素敵な邸宅があるのですが、山側ならではの、広い敷地内にプールを保有するお宅が多くあります。

日本の住宅環境からしたら、まるでリゾートホテルに来たのか?と目を疑ってしまう程、広々とした自然あふれる素敵な環境が溢れています。

 

弊社では、ホームステイを引き受けてくださるお宅に事前訪問し、留学生のお部屋の状況や、住居の周辺環境等を確認させて頂いているのですが、貴重なご縁が繋がり、素敵なご家族に巡り会わせて頂いております。

 

青い空に真っ白なお家、ヤシの木がお家に何本も植えられていて、広々としたリビングも、いったい何処に座ったら良いのだろう?と最初は戸惑うかもしれませんね。

   

 

オーストラリアのご家庭では、朝食はこの様なカウンターテーブルで済ませ

ディナーは、ダイニングルームで取る事が一般的です。(写真後ろ)

親子留学では、家族構成に同年代の子がいると、打ち解けるも早いですね。

また、日常的に使う英語を、その家の子供から習得するのも、ホストマザーとの会話をスムーズにする一つの方法かもしれません!

裏庭にはお父さんお手製の砂場が!

裏庭の奥に見える木には、コアラが時々現れるのよ!でも、蛇や毒蜘蛛にも注意して子供を遊ばせなくてはいけないとも教えてくれました。

 

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こちらは、ゴールドコースト市内からハイウェイで20分程の場所にある、木々に囲まれたオールドスタイルのお宅

留学生用に用意された一部屋は、ホストマザーが集めたアンティーク調の可愛らしい家具で揃えられていました。右奥には専用のシャワーとトイレがあります。

当時生徒さんをお連れした際に、お家の可愛さに、『可愛い〜』の連呼が止まりませんでした笑。

そんなお部屋の窓から見える牛達。ここのお宅ではヤギも飼っていて、ミルク等の餌やりも生徒さんの日課の一つとなっていました。

生徒さんをお連れすると、必ずホストマザーが話しかけてくれる言葉が

『今日からここがあなたのお家よ、何処に座っても良いし、何処で寛いでいても良いのよ、困った事があったら何でも話してね!』

さて、この一言に、貴方ならなんと返しますか?

今すぐ出てこなかったら、今のうちに英語の勉強をしておく良い準備になりますね!

こちらのお家では、雨水を浄水して生活水にしていました。雨が降らない日が続くと、お水はとっても貴重な生活資源となります。オーストラリアでホームステイすると、シャワーの時間を制限される?という質問は、ご家庭によっては、当てはまるものとなります。

年間を通じて留学する場合、ホストファミリーとお家でバーベキュー、夏はプールを楽しみ、冬はお庭で火を焚いてマシュマロを焼いて食べたりと、オーストラリアならではの過ごし方を体験する事が出来ます。

家族に溶け込み、英語で会話をする、英語力のみならず、コミュニケーション力も問われるかもしれませんね!

今回ご紹介させて頂いたのは、ほんの一例ですが、ホームステイの魅力は、語学の習得だけでなく、日本にいたら絶対に経験する事のなかった生活上の違いに気づいたり、自分の母親とは全く違った価値観を持つホストマザーとどう意見を交換していこうか等、自分の考えや価値観にも刺激を受けるのではないでしょうか。

 

最初は何かにつけて、戸惑う事も多いかもしれません。それでもご縁が巡り会わせた出会いに感謝し、共に過ごす時間は貴重なものとなり、自身のこれからの人生の糧となって行く事に違いありません。

 

 

先ずは国境が再開し、素晴らしい留学体験が出来る日々が待ち遠しいです!

留学準備に際して、日本にいる今、何をやっておくべきですか?と聞かれたら

『英語力をUPさせる!』これ、本当です。

 

それではまた、次回の記事で!

 

TAKEOFF Gold Coast

日本在住スタッフ Hitomi

 

 

オーストラリアで骨折したら

  • 2021/06/18
  • Hitomi MATSUNO

皆さんこんにちは

TAKEOFF Gold Coast 日本スタッフのHitomiです。

日本は梅雨入りし、どんよりお空が続いていますね。

オーストラリアは冬に突入し、肌寒い季節になったと聞きました。

 

思い起こせば2年前の冬の終わりに、6歳の娘が家で側転をして遊んでいて、腕を骨折する事故を起こしました。

オーストラリアの家の中は、靴を履いて生活する事が前提ですから、家の床の大概はタイル張りか板張り。

その上で側転を繰り返し練習していたのですが、『上手だね〜、綺麗に回るね〜』と褒められるうちに段々と調子に乗り、片手での側転を成功させた娘。

次に何を思ったのか、なんと手を床に着かない側転に挑戦したのです。(器械体操で言う、側方宙返り笑)

 

もちろん成功するはずもなく、腕からの着地と同時に、明らかにいつもとは違う泣き方、そして30分程、痛い痛いと言って泣き止まない。

しかし特に外傷は見られず、腕や肘はゆっくり曲げたり伸ばしたりも出来るので、患部を冷やしながら、暫く様子を見る事にしました。娘は泣き疲れてそのまま眠ってしまいましたが、『痛いよ〜痛いよ〜』と、うなされていました。

事故が起きてから5時間位して、みるみるうちに左の肘が腫上がり、やはりこれはおかしいと思い、救急でRobina Hospitalに行く事に決めました。

前回の記事でも触れましたが、救急に掛かったら、直には帰れないため、今回はバックに着替えや食料を詰め、病院へと向かいました。

 

救急に掛かると言っても、メディケアを持たない私たちは、OSHCに加入している事は伝えますが、OSHC側には事後清算になる為、特に保険証などは持たず、IDのみ提示すれば診察をしてもらえます。

受け付けをすると、ナースが待ち合いまで来てくれ、状況説明をすると、まずは痛み止めを飲みましょうと、

紙コップに入ったパナドールを飲ませてくれました。それから例によって1時間は待たされました。。。

 

その間に、色々な患者さんが来ました。明らかに骨が折れて違う方向に腕が曲がったお兄さん。

もの凄くブルブル震えながら、熱があると言いながら、やっとのことで歩いている女性、、、

顔面血だらけで泣き叫びながら駆け込む若者、、、、

 

娘は痛みが治まったら『お腹空いた、暇だ』と少し元気になっていたので、それらの方々が先に診察室に入って行きましたが、どうぞどうぞお先にと思いました(汗)

 

やっとの事で順番が来て、まずはレントゲン室に通されました。何枚か写真を撮り、ベットのある部屋にて待つ事に。

ドクターは救急の患者が沢山いても、今日は私一人なの!と、たった一人で診ていました!

が、慌てる様子もなく

 

レントゲンの写真を診ながら、『ヒビが入ってるね、今からカストを作るよ。ちょっと待っていてね!』と、そこからまたベットの上で1時間は待たされました。

最初はこんな笑顔を見せていた娘も

処置が終わったのは夜中の2時近く。。。ともなれば

さすがに疲れたという表情を最後にはしていました。

 

救急の先生は、私は専門ではないのよね〜と何度か石膏をやり直しつつ、カストが完成しました。

今後の予定として、『痛み止めは、市販の痛み止めを飲んでね!』『Gold Coast Hospitalの整形外科(Orthopedics)から連絡があるから、予約を取ってそちらの専門医に診てもらってね!』と言われ、病院を後にしました。

 

今回の救急の措置で支払った金額は$549.80

(保険会社に事後清算する為、必ずレシートは保管しておきましょう)

立替払いとしても、大きな金額である事は間違いありません。

 

さて、さすがに次の日は学校を休んだ娘でしたが、数日後には痛みも引き、いざ登校しようと思ったら、腕のカストが太過ぎて、制服のワンピースが入らない!!

と言う事で、しばらくはスポーツユニフォームで登校していました。

 

学校に到着すると、クラスメイトが娘の所にきて

『可哀想に〜、痛かった??、どうして折れちゃったの〜?』と質問攻め! そして

『よし、落書きをしよう!!!』と皆がペンを持って娘の前に、1列に並びました(笑)

先生が、『本当に、くれぐれも、強く触らないで!』と言っていましたが、

 

そんなの聞くはずもなく、私はヒヤヒヤしながら見学していました。

でも、娘は、元気を皆からもらった様でとっても嬉しそうでした。

 

救急に掛かってから数日後、Gold Coast Hospitalより電話がきて、整形外科の予約を取り受診する事になりました。

 

Gold Coast Hospitalは、サウスポートに位置し、クイーンズランド州の中では大きな大学病院で、7つの主要の建物があります。70%が個室、駐車場は2200台と、ゴールドコーストと、より広い地域の人々に医療を提供しています。(余談ですが、トムハンクスがコロナで陽性になり隔離されていたのもこの病院ですね)

 

病院内は本当に広くて、いった何処へ?と迷いますが、館内に複数のボランティアの人たちが配置されていて、困った顔をしていると、大丈夫ですか?とあちらこちらで声を掛けてもらえます!

 

ここでは、メディケアを持っていない人は、先ずはお金の支払いに行かないと、専門の科に通してもらえません。

 

と言う事で、毎回ここに来る度に、まずは受け付けで$379.40を支払い、そのレシートを持って専門の科に向かいます。

 

何回か通いましたが、治療の内容に関わらず、治療費が一律と言う、?だらけですが

毎回この金額を支払ってから診察に向かいました。

大きな大学病院、やっぱり待たされるのは常ですね。順番が来てドクターの診察を済ませ、

きちんとしたカストをはめてもらうのを待っている所です。

技師の方が、これまたなかなかファンキーな方で

『お〜腕が折れちゃったかい〜、さて、カストは何色にするかい?』と

カラフルなものから、ベーシックカラー迄、5色程の見本から娘はブルーを選びました。

『ショッキングビンクじゃなくて良いのかい?』と薦めてくれましたが

『ピンク?ヤッキー!』と答えた娘

『わかったよ Lovely じゃあリボンでもくっつけてやるよ!』と

これまた器用にリボンを作り、ぽんっ!と最後に張り付けてくれました笑

 

 

大喜びの娘、ふう、なんて粋な技師さんなんでしょ!!!と

日本ではあり得ないこの処置に、私は逆に感動したのでした。

 

その後、使ったゴム手袋をぐんと引っ張って、遠くにあるゴミ箱めがけてバーーーーン!と飛ばした技師さん。

娘も調子に乗り、『あ〜外したね〜』と笑っていて、

日本ではあり得ないこのシチュエーションに、好きすぎると思いました。

 

新しい、完璧なカストを装着してもらい、全治3週間の診断を受け帰宅し、暫くは不自由な生活を送りましたが、順調に回復し、すっかり腕は元通りになりました。

 

今となれば、娘共々、良い経験だったと言えますが、やはり海外で怪我をして病院に何度も通うという事は、日本の様にスムーズに行かない診察や、レントゲンだけ別の病院に撮りに行く等、面倒な事が多いのは事実。

起きないに越した事は事はありません。

 

ビザの申請時に加入が義務付けられているOSHCや、OVHC等の保険の他に、滞在期間を決めての留学であれば、日本で、海外旅行保険に加入してくるのも良いではないかと思います。

保険会社が提携している病院では、キャッシュレス対応であったり、病院への送迎もついていたり、念には念をという方には、海外旅行保険に入ってくるのも、いざと言う時に安心であると思います。

 

TAKEOFF Gold Coast

日本在住スタッフ Hitomi

 

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海外で病気になったら? 海外留学生保険(OSHC)について

  • 2021/05/05
  • Hitomi MATSUNO

皆さんこんにちは。TAKEOFF Gold Coast 日本スタッフのHitomiです。

 

今回は、海外留学する際に、必ず加入しなくてはいけない海外留学生保険Overseas Student Health Cover(OSHC)について、そして実際に病院に掛かった際の体験談をご紹介させて頂きます。

 

OSHCとは、オーストラリアに学生ビザで滞在をする場合、加入が義務づけされている海外留学生保険です。保険契約期間は、学生ビザの期間をまるっとカバーして加入しないと、ビザが絶対に降りません。

親子留学でお母さんがガーディアンビザを取得する場合や、ワーキングホリデー、就労ビザを取得する際はOVHC(Overseas Visiters Helth Cover)に加入しないとなりません。

 

オーストラリア国民はメディケアという医療プログラムによってカバーされますが、留学生等はこのOSHCやOVHCに加入し、滞在中にかかった病気、怪我などの治療費、処方箋、入院費、救急車費用等をカバーします。

 

OSHCを扱う保険会社

オーストラリアの大手保険会社にてOSHC、OVHCは加入出来ます。Bupa、Alliants、Medibank privateなど数社ありますが、実際にいくつかに加入してみて、保険金の請求や、諸々の手続きの簡単さから言ったら、Bupaをお勧めします。Bupaはゴールドコーストのブロードビーチにある大きなショッピングセンター(パシフィックフェア)に支店窓口があり、そこに出向けば全ての手続きが出来ます。近くに支店が無い保険会社は、アプリを使って保険請求したり、担当者とメールでのやり取りが永遠と続きます。

 

 

病気や怪我はつきもの?

海外滞在中は、慣れない病院のシステムや、医療用語にも苦労しますし、病気や怪我はしたくないと常々思っていましたが、我が家はオーストラリア滞在中、なんと私は毎年インフルエンザにかかりました。しかも娘は2回、息子も1回ずつインフルエンザに。

そしてなんと、娘は腕の骨折までしてくれました。

 

高熱で受診した時

初めて娘が39度5分を超える熱が出た時、夜中に一人で不安になり、ロビーナホスピタルの救急に連れて行った事がありました。もしかしてインフルエンザ?早く受診すればタミフルを処方してもらえるかも?と思い、日本の救急病院に行く感覚で駆け込んだのですが

診察して下さった、とってもフレンドリーなドクターは

『症状からして、インフルエンザだね、インフルエンザくらいでは救急病院に来ないでね!』と言ったので

『あの、インフルエンザの検査はしないのですか? もしインフルエンザならタミフル等は使わないんですか?』と聞いた所

『症状からしてFul(インフルエンザ)、よくある病気だよ、タミフルは使わない!スーパーで買えるパナドールとニューロフェンを4時間置きに交互に飲んで、あとは水分を十分に取り、安静にしていれば良いよ』と言われました。

え?検査もしないでインフルエンザ確定、そして薬はスーパーで買えとは。。。

『あの、夜中にどこも開いていないし、家にはその薬は常備していません』と言ったら

看護婦さんが『じゃあこれあげる!』と引き出しから小児用のパナドールを差し出してくれました。

え〜〜?くれるの???と驚きの連続でした。

ニューロフェンとパナドールは、オーストラリア人のいわば最強の万能薬、老若男女に使う事が出来、スーパーや薬局で手軽に購入出来ます。

そしてオーストラリアの救急病院では、基本的に症状が改善されるまで用意されたベットで休む事になる為、日本の救急病院の様に、薬をもらったらおしまい、と言う訳には行かず、かなりの長丁場になりました。

処置としては、娘は液体のパナドールを飲み、実際に熱が37度5分くらい迄下がるのを待ち、やっと帰宅の許可が降りました。

 

気になる医療費の支払い

OSHCの保険に加入しているとは言え、やはり気になる海外での医療費の支払い。

救急では、とにかくメディケアに加入していない人は、一旦定められた金額を支払わなければいけません。

海外留学生保険であるOSHCに加入している、その保険証番号等は問診票に記入しますが、保険会社への請求は後日、自身で行う事になります。今回のケースでは、一旦500ドル弱を支払いました。一時的に立て替え払いと言っても、決して安いものではありません。

後日、保険請求に必要なDischarge Letter(退院のレター)を必ずドクターに発行してもらい、Invoice(請求書)、医療費を支払ったReceipt(領収書)を必ず保管しておきます。

 

保険請求の仕方

保険会社によって、請求の方法は違いますが、先ず始めに、保険会社が定めた保険金請求フォームに必要事項を記入します。

いつ何処で、誰が何の症状が発症したと言う様に、細かく記入します。怪我の場合はどうして怪我をしたのか何時何分、どこでどう怪我をしたのか、状況も記入します。

そして、Invoice(病院から発行される請求書の明細)、Receipt(領収書)、その治療が終わった事を医師が証明するDischarge Letterを写真に撮り、Claim係にメールします。

通常、親が子供に変わって保険金請求するわけですが、その際に自身が子供のガーディアン(後見人)である事を証明する書類や、保険請求を親が代理でする事を子供が一任している証明書を要求された事がありました。

親である私が、子供のガーディアンである事を証明する為にパスポートを送ってみましたが、その書類では不十分で、Birth Certificate(出生証明書)を提出して欲しいと言われた事がありました。日本の出生証明書なんて、そんな簡単に取得出来るはずがありませんが、ビザを申請する際に、戸籍謄本を翻訳したものが残っていた為、そちらを提出して我が子である事を証明する事が出来ました。

 

書類が全て揃い、一旦承認されれば4日〜5日営業日には指定口座に現金が振り込まれます。今回のケースでは、ほぼ全額が返還され、ホッとしました。

 

一般開業医GP

今回は、休日の救急で総合病院に行くというレアなケースでしたが、通常、病院に掛かる際には、歯科を除く全ての分野をカバーするGP(General Practitioner)といわれる一般開業医にアポイントメントを取り診察してもらいます。

軽い怪我や風邪等はGPの診察と処方箋で済みますが、専門医の診察や精密検査が必要になった場合は、紹介状を書いてもらい、専門医を訪ねます。その後結果はGPの医師に送られますので、結果を聞きにまたGPを受診する事になります。

例えば、血液検査、レントゲン等も外部の検査機関にて予約を取りますが、1週間先の予約となってしまう事もあります。

日本の様に、直接専門医に受診する事が出来、直ぐに必要な処置をしてもらえる医療体制はオーストラリアにはありません。(緊急の場合は除く)

日本で言う病院はGP、入院や手術、緊急搬送等はHospitalと覚えておくと良いかと思います。

 

日本語医療センターを利用する

最後に、オーストラリアに来たばかりで、英語で医療を受けるのは心配という方は、日本語で受診が可能なGPを利用すると便利です。(日本の海外旅行保険や、クレジットカード付帯の海外旅行保険に加入している場合、キャッシュレス対応を利用出来る場合がありますのでお問い合わせする事をお勧めします)

 

Gold Coast Sakura Clinic
62-64 Devonport Street, Southport QLD 4215
0487 119 119

 

日本語医療センター ゴールドコースト
Shop B002 Australia Fair Shopping Centre, 40 Marine Parade, Southport 4215 QLD Australia
07 5526 3532

 

次回は、娘が骨折した際に、エマージェンシーを利用した体験談をご紹介したいと思います。

 

Gold Coast TAKEOFF

日本スタッフ Hitomi